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出版社名:笠間書院
出版年月:2021年3月
ISBN:978-4-305-70936-3
265P 19cm
ツッコミ読み!裏切りの日本昔話
ながたみかこ/著
組合員価格 税込 1,386
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:多くの人が子供のころから親しんできた、おなじみの日本昔話。無邪気に楽しむ一方、心の底でこんな疑問が浮かんだことはありませんか?「なぜ乙姫は、開けたら年を取ってしまう玉手箱を浦島太郎に渡したの?」「かちかち山のうさぎの仕返しってやりすぎじゃない?」……などなど。大人になると「所詮子供向けのお話だから、多少おかしくても仕方ない」と片付けてしまいがちですが、じつはそんなツッコミをもとに昔話の背景や裏事情を想像することで、より奥の深い楽しみ方ができるんです。本書では、ふだんは子供向けの本を中心に活躍中で昔話や民話・伝説にも詳しい著者が、資料や文献を紐解きながら“大人向け”の昔話の新解釈を披露…(続く
内容紹介:多くの人が子供のころから親しんできた、おなじみの日本昔話。無邪気に楽しむ一方、心の底でこんな疑問が浮かんだことはありませんか?「なぜ乙姫は、開けたら年を取ってしまう玉手箱を浦島太郎に渡したの?」「かちかち山のうさぎの仕返しってやりすぎじゃない?」……などなど。大人になると「所詮子供向けのお話だから、多少おかしくても仕方ない」と片付けてしまいがちですが、じつはそんなツッコミをもとに昔話の背景や裏事情を想像することで、より奥の深い楽しみ方ができるんです。本書では、ふだんは子供向けの本を中心に活躍中で昔話や民話・伝説にも詳しい著者が、資料や文献を紐解きながら“大人向け”の昔話の新解釈を披露。王道の昔話12話を取り上げ、成り立ちや様々なバリエーションを踏まえて理解を深める考察と「じつはこんな裏側があったのでは?」と自由にイマジネーションを膨らませたifストーリーなどの読みものも展開します。「あのキャラクターは本当は裏切っていた」、「あの話の背景はドロドロだった」などという秘められた裏切りや裏事情を通して、「いいお話」としての昔話のイメージを「裏切る」新しい楽しみ方を提案します。
あの昔話12編徹底考察!浦島太郎は復讐ストーリー?舌切り雀は策略満載の昼ドラ?おなじみの日本昔話をナナメ上から読んでみたら、危険で、ヤバくて、残酷で、不都合で、ぶっとんでいた!心がざわめく、日本昔話の裏の裏。
もくじ情報:浦島太郎―乙姫の愛と復讐;たにし長者―入れ替わった男;こぶとり爺さん―異端の象徴としての「こぶ」;手なし娘―継母の執念とその背景;花咲か爺さん―花は本当に咲いたのか?;舌切り雀―爺と雀の二時間サスペンス;鶴の恩返し―家庭を壊す底なしの金銭欲;猿の婿入り―異類婚姻譚に待ち受ける悲劇;かちかち山―残酷描写・言葉遊び満載のエンタメ;食わず女房―普通の暮らしにあこがれた山姥;耳なし芳一―天災アーティストをめぐる嫉妬と愛情;桃太郎―次世代ヒーローの条件
著者プロフィール
ながた みかこ(ナガタ ミカコ)
三重県出身。著述家。絵本や童話などの児童書の他、小説やエッセイ、作詞なども手掛ける。言葉遊びや日本の民話、妖怪などの面白さを子ども向けにわかりやすく表現する作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ながた みかこ(ナガタ ミカコ)
三重県出身。著述家。絵本や童話などの児童書の他、小説やエッセイ、作詞なども手掛ける。言葉遊びや日本の民話、妖怪などの面白さを子ども向けにわかりやすく表現する作品が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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