内容紹介：霜の巨人として生まれ、アスガルド人として育てられたロキ。彼は戦争で英雄となったことによって、生まれ故郷ヨトゥンヘイムの王座についていたが、
とある目的のために王座をほったらかして地球を訪れる。
一方で別の次元では、隙だらけの王座を狙う邪悪な影が動き始めていた！　ロキは王座を守る責任を全うし、自身の目的を果たすことができるのか!?
嘘の神、ロキ。霜の巨人の子として生まれ、アスガルドの神として育ち、義兄弟たる雷神と九大世界の仇となる。しかし先の戦いで、ついに彼の命運も極まった。父親に貪り食われ、死んでいった。だが、彼は蘇った。父ラウフェイ王の胃袋を破り、外に出たのだ。ロキは霜の巨人たちによるニューヨークへの侵攻を食い止めた。その功績によって多くのヒーローや市民の命が救われ、「ウォー・オブ・ザ・レルムス」は終息へと向かう。彼はこうしてミッドガルドの救世主となり、ヨトゥンヘイムの王座についた。アスガルドの王となった義兄弟ソーと並び、今後は王として巨人たちを統べる。二人の王、二人の英雄として。そして一つの物語を紡ぐ―

キブルスミス，ダニエル(キブルスミス，ダニエル)
コミックスやテレビ番組の脚本を手がけるライター。テレビ番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」の脚本でエミー賞にノミネートされたこともある