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出版社名:岩波書店
出版年月:2022年2月
ISBN:978-4-00-061520-4
196,8P 20cm
共に在ること 会話と社交の倫理学
水谷雅彦/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:ことばを交わす存在という人のありようを考えるうえで、わたしたちが依拠するコミュニケーションの理論はあまりに「目線が高い」のではないか? 言語交通の実相である「会話」と「社交」に定位して、「話しあう」ことの手前へと考察の重りを下ろしていく。人類学や社会学、言語学の成果に触発され、「共生」「平等」の手前、「共在」「対等」の倫理学に向けて思考する。
コミュニケーションとは意思の伝達でしかないのだろうか。これまでの哲学的なコミュニケーションの理論は、会話という普遍的な現象を正当に扱いえていたのだろうか。こうした問題意識にもとづいて、「対話」や「熟議」以前の、「おしゃべり」に代表される「会話」…(続く
内容紹介:ことばを交わす存在という人のありようを考えるうえで、わたしたちが依拠するコミュニケーションの理論はあまりに「目線が高い」のではないか? 言語交通の実相である「会話」と「社交」に定位して、「話しあう」ことの手前へと考察の重りを下ろしていく。人類学や社会学、言語学の成果に触発され、「共生」「平等」の手前、「共在」「対等」の倫理学に向けて思考する。
コミュニケーションとは意思の伝達でしかないのだろうか。これまでの哲学的なコミュニケーションの理論は、会話という普遍的な現象を正当に扱いえていたのだろうか。こうした問題意識にもとづいて、「対話」や「熟議」以前の、「おしゃべり」に代表される「会話」と、それに支えられる「社交」についてあえて「目線を低く」して考察する。人類学や社会学、言語学の成果を踏まえつつ、「平等」「共生」の手前にある「対等」「共在」の倫理学の構築をめざす新しい試み。
もくじ情報:第1部 会話の哲学(哲学と会話―その不幸な関係;コミュニケーションは伝達ではない―コードモデルとその限界;コミュニケーションの推論モデル―関連性理論;コミュニケーションと意図の再現―デリダと言語行為論;デイヴィドソンと言語);第2部 社交の倫理学(社交の思想家たち;だれがどこで会話をするのか?;無知と寛容と信頼と;共在の倫理学へ向けて)
著者プロフィール
水谷 雅彦(ミズタニ マサヒコ)
1957年大阪市に生まれる。1979年京都大学文学部哲学科卒。1985年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。倫理学専攻。神戸大学専任講師、助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
水谷 雅彦(ミズタニ マサヒコ)
1957年大阪市に生まれる。1979年京都大学文学部哲学科卒。1985年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。倫理学専攻。神戸大学専任講師、助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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