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出版社名:日本評論社
出版年月:2022年7月
ISBN:978-4-535-78933-3
196P 21cm
位相空間のはなし やわらかいイデアの世界
藤田博司/著
組合員価格 税込 2,508
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:大学の数理科学系学科で、専門的な数学の入り口として学ぶことが多い位相空間論。数学なのに計算はほとんどなく、言葉での定義ばかりで抽象的なため、初めて学ぶ人にはとっつきにくい印象を持たれることも多い。本書では、その位相空間の初歩を、ふつうの教科書とはひと味違った「はなし」として読み進められるよう、丁寧に解説したものである。前半では、近傍フィルター、開集合系、連続写像、開基、分離公理など、位相空間の講義に登場する理論を紹介する。言葉で表現された抽象概念の扱いに慣れるために、はなしの展開を工夫した。後半では、コンパクト性や連結性のほか、ウリゾーンの距離づけ定理やストーン-チェックのコンパクト…(続く
内容紹介:大学の数理科学系学科で、専門的な数学の入り口として学ぶことが多い位相空間論。数学なのに計算はほとんどなく、言葉での定義ばかりで抽象的なため、初めて学ぶ人にはとっつきにくい印象を持たれることも多い。本書では、その位相空間の初歩を、ふつうの教科書とはひと味違った「はなし」として読み進められるよう、丁寧に解説したものである。前半では、近傍フィルター、開集合系、連続写像、開基、分離公理など、位相空間の講義に登場する理論を紹介する。言葉で表現された抽象概念の扱いに慣れるために、はなしの展開を工夫した。後半では、コンパクト性や連結性のほか、ウリゾーンの距離づけ定理やストーン-チェックのコンパクト化といった、少し高度な話題にも踏み込んでいく。各章末の演習には丁寧な解説がつけられており、問題を解くことで理解を確かめられる。「抽象的なのに直観的」な位相空間の考え方をしっかり身につけることができる一冊。
言葉で表現された概念のきもちを丁寧に紐解き位相の視覚的・直感的な理解、そのイデアの把握を目指す。
もくじ情報:大きい数・近い点・近傍フィルター;近傍フィルターを生み出すしくみ―距離関数と開集合系;連続写像の概念;閉集合・境界・同相写像;基本近傍系・開基・稠密性;点と点を区別する:分離公理;離れていることとつながっていること;コンパクト性をめぐって;正規空間とウリゾーンの補題;ウリゾーンの距離づけ定理;チコノフの定理とコンパクト化;完備距離空間とベールの定理
著者プロフィール
藤田 博司(フジタ ヒロシ)
1964年京都府生まれ。1991年名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程中退。現在、愛媛大学理学部特任講師。専門は記述集合論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
藤田 博司(フジタ ヒロシ)
1964年京都府生まれ。1991年名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程中退。現在、愛媛大学理学部特任講師。専門は記述集合論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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