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出版社名:文藝春秋
出版年月:2022年9月
ISBN:978-4-16-791932-0
430P 16cm
雲を紡ぐ/文春文庫 い102-2
伊吹有喜/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか?第8回高校生直木賞(2021)受賞作! 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。いじめが原因で学校に行けなくなった高校2年生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショール。ところが、このショールをめぐって母と口論になり、美緒は岩手県盛岡市の祖父の元へ行ってしまう。美緒は、祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。 「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていく…(続く
内容紹介:壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか?第8回高校生直木賞(2021)受賞作! 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげられた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。いじめが原因で学校に行けなくなった高校2年生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショール。ところが、このショールをめぐって母と口論になり、美緒は岩手県盛岡市の祖父の元へ行ってしまう。美緒は、祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。 「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語るように、読む人の心を優しく包んでくれる1冊。 文庫版特典として、スピンオフ短編「風切羽の色」(「いわてダ・ヴィンチ」掲載)を巻末に収録。 文庫解説・北上次郎
不登校になった高校2年の美緒は両親とのこじれた関係から逃れるように新幹線に飛び乗り、盛岡へ向う。そこでは祖父が羊毛を手仕事で染め、紡いで織る工房を営んでいた。手伝ううち、いつしか美緒は「自分の色」を紡ぎたいと思うようになる―。時を越える布“ホームスパン”を巡る感動作。高校生直木賞受賞!
著者プロフィール
伊吹 有喜(イブキ ユキ)
三重県生まれ。2008年『風待ちのひと』で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、デビュー。14年刊『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補となり、18年に映画化。17年刊『彼方の友へ』は第158回直木賞候補、第39回吉川英治文学新人賞候補に。20年刊『犬がいた季節』が本屋大賞3位になり、第34回山本周五郎賞候補に。同年刊行の『雲を紡ぐ』が第163回直木賞候補となり、第8回高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
伊吹 有喜(イブキ ユキ)
三重県生まれ。2008年『風待ちのひと』で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、デビュー。14年刊『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞候補、第151回直木賞候補となり、18年に映画化。17年刊『彼方の友へ』は第158回直木賞候補、第39回吉川英治文学新人賞候補に。20年刊『犬がいた季節』が本屋大賞3位になり、第34回山本周五郎賞候補に。同年刊行の『雲を紡ぐ』が第163回直木賞候補となり、第8回高校生直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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