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出版社名:岩崎学術出版社
出版年月:2022年8月
ISBN:978-4-7533-1204-7
209P 22cm
精神分析フィールド理論入門 3つのモデルの臨床例から理解する
S.モンタナ・カッツ/著 筒井亮太/訳 小林陵/訳
組合員価格 税込 3,960
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内容紹介・もくじなど
現代精神分析の最先端の理論群、「フィールド理論」。分析諸学派がそれぞれバラバラに立ち上げた理論群だが、現在一定の枠組みに収斂されつつあり、新たな分析理論の共通プラットフォームになることが期待されている。本書で著者はこの多様な理論群を、南米のバランジェ夫妻による「神話生成モデル」、北米の対人関係論/関係論、間主観性理論による「プラズマ・モデル」、イタリアのフェッロやチビタレーゼによる「夢幻モデル」の3つのモデルに分類。それぞれの歴史的背景や、臨床技法を詳しく解説している。さらに「ゾーイ」という架空の症例を作り出し、ゾーイが神話生成モデル、プラズマ・モデル、夢幻モデルのそれぞれを実践する3人の分析…(続く
現代精神分析の最先端の理論群、「フィールド理論」。分析諸学派がそれぞれバラバラに立ち上げた理論群だが、現在一定の枠組みに収斂されつつあり、新たな分析理論の共通プラットフォームになることが期待されている。本書で著者はこの多様な理論群を、南米のバランジェ夫妻による「神話生成モデル」、北米の対人関係論/関係論、間主観性理論による「プラズマ・モデル」、イタリアのフェッロやチビタレーゼによる「夢幻モデル」の3つのモデルに分類。それぞれの歴史的背景や、臨床技法を詳しく解説している。さらに「ゾーイ」という架空の症例を作り出し、ゾーイが神話生成モデル、プラズマ・モデル、夢幻モデルのそれぞれを実践する3人の分析家に分析を受ける様子を描くことで、理解を助けている。わが国の臨床における可能性も大きく、注目される「フィード理論」の、絶好の入門書。訳者による詳細な解題付き。
もくじ情報:第1部 精神分析フィールド理論の第1波(イントロダクション;精神分析フィールド理論の概観―過去、現在、そして未来;精神分析フィールド理論の第1のモデル―神話生成モデル ほか);第2部 精神分析フィールド理論の第2波(精神分析フィールド理論の第3のモデル―夢幻モデル;臨床事例―ゾーイ;3つのモデルにおける分析的傾聴 ほか);第3部 精神分析フィールド理論の第3波(現代精神分析フィールド理論の3つのモデルについての議論;一般精神分析フィールドとその使用;全体論の試みとしての精神分析に関する結語)
著者プロフィール
筒井 亮太(ツツイ リョウタ)
臨床心理士。関西大学大学院心理学研究科修了後、現在、たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス、立命館大学学生サポートルーム勤務
筒井 亮太(ツツイ リョウタ)
臨床心理士。関西大学大学院心理学研究科修了後、現在、たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス、立命館大学学生サポートルーム勤務