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出版社名:慶應義塾大学出版会
出版年月:2022年9月
ISBN:978-4-7664-2843-8
116,60P 20cm
ネコはここまで考えている 動物心理学から読み解く心の進化
高木佐保/著
組合員価格 税込 2,090
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:▼人類のきまぐれな親友ネコ。そのミステリアスな心を覗く!?▼世界のネコ好きが大注目のネコ研究最前線。伴侶動物として不動の人気を誇る、ネコ。ミステリアスで何を考えているのか分からないのが魅力であるが、その心を覗くことができれば、もっと好きになるかもしれない。しかし、残念ながら他の動物と比較してネコの認知研究は進んでおらず、その思考能力は過小評価されている。「好きだからこそ、もっとネコのことが知りたい」という思いから、気鋭のネコ心理学者はこの状況を打破すべく、ネコの特性に適した独自の研究方法(聴覚能力を生かす方法)を考案し、謎に満ちたその心を解明しようとする。ネコは物理法則上、「ありえな…(続く
内容紹介:▼人類のきまぐれな親友ネコ。そのミステリアスな心を覗く!?▼世界のネコ好きが大注目のネコ研究最前線。伴侶動物として不動の人気を誇る、ネコ。ミステリアスで何を考えているのか分からないのが魅力であるが、その心を覗くことができれば、もっと好きになるかもしれない。しかし、残念ながら他の動物と比較してネコの認知研究は進んでおらず、その思考能力は過小評価されている。「好きだからこそ、もっとネコのことが知りたい」という思いから、気鋭のネコ心理学者はこの状況を打破すべく、ネコの特性に適した独自の研究方法(聴覚能力を生かす方法)を考案し、謎に満ちたその心を解明しようとする。ネコは物理法則上、「ありえない事態」に対し、どんな反応を見せるのか。飼い主や他の同居ネコをどう認識しているのか。高度な認知能力が必要とされる、「たまたま覚えた記憶から推論すること」はできるのか。これらの課題に対し、生育環境の違いが認知能力に与える影響を考慮して、「家庭」と「ネコカフェ」で飼われている500匹近くのネコに協力してもらい検証する。自由で、愛くるしいハンターは、ヒトとの共生生活でどのように思考能力を進化させたのか。この本を読めば、わたしたちが思っている以上にネコは柔軟に考えていると分かってもらえるだろう。“つれない親友”というイメージも大いに変容していくかもしれない。「ネコが何がわかって、何がわからないのかを私たちが理解することは、適切な飼育方法にもつながり、ネコとヒトの関係がもっとよくなることが予想されるのです。」(著者)「この本を読んで、ますますネコが好きになりました。」(編集者)
人類の「きまぐれな友」ネコ。この自由で、愛くるしいハンターは、ヒトとの共生生活で、複雑で柔軟な思考能力を進化させた。海外でも話題の発見の数々を、ネコ好きのネコ心理学者がひもとく。
もくじ情報:第1章 動物はどのように考えるのか(考えるのに言葉はいらない;動物の思考研究3つの推論能力 ほか);第2章 ネコはどこまで物理法則を理解しているのか(動物はどのように“物理的に考える”のか;ネコは本当に物理的な推論が苦手なのか ほか);第3章 ネコは“声”から“顔”を思い浮かべるのか(ヒトと動物のクロスモーダルな推論能力;ネコは“声”からあなたの“顔”を思い浮かべるのか ほか);第4章 ネコは“どこに”“何が”を思い出せるのか(動物はどのように記憶するのか;動物の“記憶”を探る方法 ほか);終章 ネコの思考能力はどのように進化したのか(ネコ研究の最前線;ネコの思考能力はなぜ進化したのか ほか)
著者プロフィール
〓木 佐保(タカギ サホ)
ネコ心理学者。日本学術振興会特別研究員(RPD)、麻布大学特別研究員。1991年生。2013年同志社大学心理学部卒業。2018年京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻心理学専修博士課程修了。博士(文学)。本書の一部を成す業績により2017年度京都大学総長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
〓木 佐保(タカギ サホ)
ネコ心理学者。日本学術振興会特別研究員(RPD)、麻布大学特別研究員。1991年生。2013年同志社大学心理学部卒業。2018年京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻心理学専修博士課程修了。博士(文学)。本書の一部を成す業績により2017年度京都大学総長賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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