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出版社名:九州大学出版会
出版年月:2022年11月
ISBN:978-4-7985-0316-5
274P 27cm
土器製作技術からみた稲作受容期の東北アジア
三阪一徳/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の中国大陸においてイネ・アワ・キビの栽培化がはじまり、しだいにこれらが東北アジア諸地域に広がった過程が解明されつつある。とくに、稲作伝播期において、東北アジア諸地域で移住や文化変化が生じていたことは注目される。本書では、土器研究で主な分析項目とされてきた文様や形態だけではなく、製作技術にも焦点をあてた分析を行うことにより、稲作受容期の北部九州、朝鮮半島南部、遼東半島において生じた移住の実態や文化変化の過程を明らかにする。
考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の中国大陸に…(続く
内容紹介:考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の中国大陸においてイネ・アワ・キビの栽培化がはじまり、しだいにこれらが東北アジア諸地域に広がった過程が解明されつつある。とくに、稲作伝播期において、東北アジア諸地域で移住や文化変化が生じていたことは注目される。本書では、土器研究で主な分析項目とされてきた文様や形態だけではなく、製作技術にも焦点をあてた分析を行うことにより、稲作受容期の北部九州、朝鮮半島南部、遼東半島において生じた移住の実態や文化変化の過程を明らかにする。
考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の中国大陸においてイネ・アワ・キビの栽培化がはじまり、しだいにこれらが東北アジア諸地域に広がった過程が解明されつつある。とくに、稲作伝播期において、東北アジア諸地域で移住や文化変化が生じていたことは注目される。本書では、土器研究で主な分析項目とされてきた文様や形態だけではなく、完成品をみただけでは模倣できない要素を含むために人の移住を示す有効な指標となる製作技術に焦点をあてた分析を行うことで、稲作受容期の北部九州、朝鮮半島南部、遼東半島において生じた移住の実態や文化変化の過程を明らかにする。
もくじ情報:第1章 東北アジア稲作伝播期に関する研究の現状と課題;第2章 土器からみた北部九州における弥生時代開始期;第3章 土器からみた朝鮮半島南部における青銅器時代開始期;第4章 土器からみた遼東半島と膠東半島における農耕伝播期;第5章 東北アジアにおける農耕の実態と土器製作技術;第6章 土器からみた東北アジア稲作伝播期における文化変化
著者プロフィール
三阪 一徳(ミサカ カズノリ)
同志社大学文学部卒業。九州大学大学院人文科学府修士課程修了。九州大学大学院人文科学府博士課程修了。博士(文学、九州大学)。徳島大学埋蔵文化財調査室助教、九州大学大学院人文科学研究院助教などを経て、岡山理科大学学芸員教育センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
三阪 一徳(ミサカ カズノリ)
同志社大学文学部卒業。九州大学大学院人文科学府修士課程修了。九州大学大学院人文科学府博士課程修了。博士(文学、九州大学)。徳島大学埋蔵文化財調査室助教、九州大学大学院人文科学研究院助教などを経て、岡山理科大学学芸員教育センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)