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出版社名:京都大学学術出版会
出版年月:2022年11月
ISBN:978-4-8140-0437-9
462P 22cm
文化冷戦と知の展開 アメリカの戦略・東アジアの論理
森口(土屋)由香/編 川島真/編 小林聡明/編
組合員価格 税込 4,554
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:冷戦下、アメリカの文化外交戦略は、アカデミアで生産される純粋科学や工学などの体系的学知、そしてジャーナリズム専門職に必要な知に及んだ。その結果形成された「学知」「専門知」は冷戦後も長く東アジアで支配的位置を占め、今日に至る。知のヘゲモニーをめぐる現場は国際政治と無縁ではなく、特に「熱戦」下の分裂状態にある東アジアでは多様な主体が複雑な道を辿った。そこには知の供給者/受容者という二項の見立てや、ナショナルな枠組みでは捉えられない、ダイナミックな実態があった。日・米・中・韓・台湾の研究者があぶり出す新しい冷戦史。
冷戦下、アメリカの文化外交戦略は、アカデミアで生産される純粋科学や工学など…(続く
内容紹介:冷戦下、アメリカの文化外交戦略は、アカデミアで生産される純粋科学や工学などの体系的学知、そしてジャーナリズム専門職に必要な知に及んだ。その結果形成された「学知」「専門知」は冷戦後も長く東アジアで支配的位置を占め、今日に至る。知のヘゲモニーをめぐる現場は国際政治と無縁ではなく、特に「熱戦」下の分裂状態にある東アジアでは多様な主体が複雑な道を辿った。そこには知の供給者/受容者という二項の見立てや、ナショナルな枠組みでは捉えられない、ダイナミックな実態があった。日・米・中・韓・台湾の研究者があぶり出す新しい冷戦史。
冷戦下、アメリカの文化外交戦略は、アカデミアで生産される純粋科学や工学などの体系的学知、そしてジャーナリズム専門職に必要な知にも及んだ。その結果形成された「学知」「専門知」は冷戦後も長く東アジアで支配的位置を占め、今日に至る。知のヘゲモニーをめぐる現場は国際政治と無縁ではなく、特に「熱戦」下の分裂状態にある東アジアでは多様な主体が複雑な道を辿った。そこには知の供給者/受容者という二項による見立てや、ナショナルな枠組みでは捉えられない、ダイナミックな実態があった。日・米・中・韓・台湾の研究者があぶり出す、新しい冷戦史。
もくじ情報:第1部 地域研究(冷戦下台湾の中国研究とアメリカ―フォード財団による中央研究院近代史研究所支援;冷戦中の協働―1945~1960年のアメリカにおける日本学;1960年代の日米間における「近代化」論争―箱根会議における価値体系と歴史認識をめぐる断層 ほか);第2部 科学技術(中国の原子力研究の萌芽―内戦と冷戦の間で;ミシガン記念フェニックス・プロジェクトと台湾―アメリカの公立大学による対外原子力技術援助;黄昏の帝国の科学知―脱植民地化時代の英国の原子力外交 ほか);第3部 ジャーナリズム(米援、台湾のジャーナリズム教育、そして中国系ジャーナリストのトランスナショナル・ネットワーク;冷戦期香港のジャーナリズム・コミュニケーション教育の形成とアメリカ;冷戦期米国の教育交流プログラムと韓国ジャーナリズムのアメリカ化 ほか)
著者プロフィール
森口(土屋) 由香(モリグチツチヤ ユカ)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。博士(アメリカ研究)。専門はアメリカ研究、冷戦史、日米関係史
森口(土屋) 由香(モリグチツチヤ ユカ)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。博士(アメリカ研究)。専門はアメリカ研究、冷戦史、日米関係史

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