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考古学(東洋)
出版社名:国書刊行会
出版年月:2022年12月
ISBN:978-4-336-07338-9
439P 23cm
インド大乗仏教の虚像と断片
グレゴリー・ショーペン/著 渡辺章悟/監訳 上田昇/訳 加納和雄/訳 計良龍成/訳 崔珍景/訳 松村淳子/訳 米澤嘉康/訳
組合員価格 税込
11,880
円
(通常価格 税込 13,200円)
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内容紹介・もくじなど
この四半世紀でもっとも影響力のある仏教学者と評されるグレゴリー・ショーペン。彼の手にかかると、経典の何気ない一節が、ありふれた寄進碑銘が、ほとんど注目されない仏典が、新たな相貌を見せ始め、インド仏教の生きた世界を語りだす。碑文・考古学・美術・律文献が照らし出す、“実像”の断片が、ここにある。
もくじ情報:虚像(大乗とインド仏教中期―漢文資料という鏡を通して;『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句―大乗の経巻崇拝についての覚え書き;仏陀の遺骨と比丘の仕事―初期大乗経典に見るストゥーパをめぐる論争と伝統教団の価値観;比丘たちを経典に立ち戻らせる―初期大乗仏教における崇拝儀礼と保守…(
続く
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この四半世紀でもっとも影響力のある仏教学者と評されるグレゴリー・ショーペン。彼の手にかかると、経典の何気ない一節が、ありふれた寄進碑銘が、ほとんど注目されない仏典が、新たな相貌を見せ始め、インド仏教の生きた世界を語りだす。碑文・考古学・美術・律文献が照らし出す、“実像”の断片が、ここにある。
もくじ情報:虚像(大乗とインド仏教中期―漢文資料という鏡を通して;『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句―大乗の経巻崇拝についての覚え書き;仏陀の遺骨と比丘の仕事―初期大乗経典に見るストゥーパをめぐる論争と伝統教団の価値観;比丘たちを経典に立ち戻らせる―初期大乗仏教における崇拝儀礼と保守主義;梵語大乗経典文献における一般化された宗教的目標としての極楽世界 ほか);断片(インドの碑文における大乗;クシャーナ期阿弥陀像碑文とインド初期大乗の特質;大乗経典を典拠として描かれたアジャンターの観自在像の曖昧さとその暫定的な比定―ウォルター・スピンクに宛てて;ナーランダー出土10世紀碑文における『普賢行願讃』の1詩節;「アバヤギリヤ出土の陀羅尼石」について―セイロンの大乗仏教文献研究のための1資料 ほか)
著者プロフィール
ショーペン,グレゴリー(ショーペン,グレゴリー)
1947年、米国サウスダコタ生まれ。ブラックヒルズ州立大学(学士、アメリカ文学、アメリカ)に学び、マクスター大学(修士、宗教史、カナダ)を経て、オーストラリア国立大学(南アジア・仏教学)でドゥ・ヨング教授の許で学位を取得。博士論文のタイトルは“Bhaisajyaguru‐s〓utra and the Buddhism of Gilgit”(「薬師経とギルギットの仏教」)。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校アジアパシフィックセンター名誉教授。これまで、インディアナ大学ブルーミントン校(1984-91年)、テキサス大学オースティン校(1991-…(
続く
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ショーペン,グレゴリー(ショーペン,グレゴリー)
1947年、米国サウスダコタ生まれ。ブラックヒルズ州立大学(学士、アメリカ文学、アメリカ)に学び、マクスター大学(修士、宗教史、カナダ)を経て、オーストラリア国立大学(南アジア・仏教学)でドゥ・ヨング教授の許で学位を取得。博士論文のタイトルは“Bhaisajyaguru‐s〓utra and the Buddhism of Gilgit”(「薬師経とギルギットの仏教」)。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校アジアパシフィックセンター名誉教授。これまで、インディアナ大学ブルーミントン校(1984-91年)、テキサス大学オースティン校(1991-99年)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(1999-2012年)を経て、現在はブラウン大学宗教学部教授として教鞭をとっている
もくじ情報:虚像(大乗とインド仏教中期―漢文資料という鏡を通して;『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句―大乗の経巻崇拝についての覚え書き;仏陀の遺骨と比丘の仕事―初期大乗経典に見るストゥーパをめぐる論争と伝統教団の価値観;比丘たちを経典に立ち戻らせる―初期大乗仏教における崇拝儀礼と保守…(続く)
もくじ情報:虚像(大乗とインド仏教中期―漢文資料という鏡を通して;『金剛般若』の「その地点は塔廟となるであろう」という成句―大乗の経巻崇拝についての覚え書き;仏陀の遺骨と比丘の仕事―初期大乗経典に見るストゥーパをめぐる論争と伝統教団の価値観;比丘たちを経典に立ち戻らせる―初期大乗仏教における崇拝儀礼と保守主義;梵語大乗経典文献における一般化された宗教的目標としての極楽世界 ほか);断片(インドの碑文における大乗;クシャーナ期阿弥陀像碑文とインド初期大乗の特質;大乗経典を典拠として描かれたアジャンターの観自在像の曖昧さとその暫定的な比定―ウォルター・スピンクに宛てて;ナーランダー出土10世紀碑文における『普賢行願讃』の1詩節;「アバヤギリヤ出土の陀羅尼石」について―セイロンの大乗仏教文献研究のための1資料 ほか)