内容紹介：暴力団事務所との接触で、若き通信社記者は、ある誘拐殺人事件の犯行映像がネット配信されている事実を知る……。慟哭のミステリー。〈解説〉瀬木広哉
十四年前の誘拐殺人事件の犯行映像がネット配信されている―。噂を聞き、取材を始めた若手記者・鶴田。暴力団事務所が配信元と確信し探りを入れるが、逆に監禁されてしまう。だが突如、男が乱入し危うく難を逃れた。男の正体を知った鶴田は驚愕する…。過去と現在、事件の全貌が明らかになってゆく中、迎えた衝撃の結末とは！？

誉田　哲也(ホンダ　テツヤ)
１９６９年東京都生まれ。２００２年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、０３年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）