ようこそ!
出版社名:千里文化財団
出版年月:2023年3月
ISBN:978-4-309-92253-9
287P 26cm
有明海のウナギは語る 食と生態系の未来
中尾勘悟/著 久保正敏/編著
組合員価格 税込 2,673
(通常価格 税込 2,970円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:40年以上の有明海漁業の写真記録と文献調査を基に、ニホンウナギ資源量減少と近代的治水システムによる水辺生態系の劣化との関係を示し、このことが食と生態系の未来に直結すると論じる。
今、ニホンウナギが危ない。食と生態系の危機を告げるニホンウナギあわせて160歳超、干潟文化写真家と民族情報学研究者が、有明海調査と文献調査、二色の糸で織りなす、次世代へのメッセージ「今、私たちに何ができるのか」
もくじ情報:第1章 食資源としてのウナギ;第2章 ニホンウナギの生態;第3章 日本の天然ウナギ漁;第4章 有明海の現況―資源の回復は?;第5章 ウナギ漁の今昔;第6章 有明海のウナギ漁法さまざま;第7…(続く
内容紹介:40年以上の有明海漁業の写真記録と文献調査を基に、ニホンウナギ資源量減少と近代的治水システムによる水辺生態系の劣化との関係を示し、このことが食と生態系の未来に直結すると論じる。
今、ニホンウナギが危ない。食と生態系の危機を告げるニホンウナギあわせて160歳超、干潟文化写真家と民族情報学研究者が、有明海調査と文献調査、二色の糸で織りなす、次世代へのメッセージ「今、私たちに何ができるのか」
もくじ情報:第1章 食資源としてのウナギ;第2章 ニホンウナギの生態;第3章 日本の天然ウナギ漁;第4章 有明海の現況―資源の回復は?;第5章 ウナギ漁の今昔;第6章 有明海のウナギ漁法さまざま;第7章 有明海各地域のウナギ漁;第8章 ウナギの資源回復を考える;第9章 森里海の連環を考える;第10章 資源回復を目指す取り組み;第11章 そして、これから
著者プロフィール
中尾 勘悟(ナカオ カンゴ)
1933年長崎県佐世保市生まれ。長崎大学卒業後、長崎県公立学校教員を32年間勤める。1970年夏、長崎大学ヒンドゥークシュ登山隊に参加、食料と記録を担当、16mmフィルム映画撮影機を回す。翌1971年の長崎県展写真部門に「アッサラーム・マレイコム!」(アフガンの少女)を出展、読売新聞社賞を受賞。1972使刊『アフガニスタンの山と人』(長崎大学学士山岳会編)を分担執筆。離島勤務の頃から自然とくらしを撮りはじめ、その後、諌早勤務になり、1972年以降は諌早湾と有明海の漁とくらしを撮り続けている。1989年、『中尾勘悟写真集:有明海の漁』(葦書房)を自費出版。同時に、I…(続く
中尾 勘悟(ナカオ カンゴ)
1933年長崎県佐世保市生まれ。長崎大学卒業後、長崎県公立学校教員を32年間勤める。1970年夏、長崎大学ヒンドゥークシュ登山隊に参加、食料と記録を担当、16mmフィルム映画撮影機を回す。翌1971年の長崎県展写真部門に「アッサラーム・マレイコム!」(アフガンの少女)を出展、読売新聞社賞を受賞。1972使刊『アフガニスタンの山と人』(長崎大学学士山岳会編)を分担執筆。離島勤務の頃から自然とくらしを撮りはじめ、その後、諌早勤務になり、1972年以降は諌早湾と有明海の漁とくらしを撮り続けている。1989年、『中尾勘悟写真集:有明海の漁』(葦書房)を自費出版。同時に、IWAPROが製作した有明海の記録映画製作にも関わり、コーディネートと監修を担当、それ以後も4本の有明海記録映画に関わる。1996年、FUKUOKA STYLE Vol.16『有明海大全』の編集に関わる。2000~2004年、日韓共同干潟調査の干潟文化班に参加、干潟と漁村のくらしを撮影。2008年の春と夏、WWFJapanが主催する「黄海エコリージョン支援プロジェクト」(パナソニック株式会社が支援)の視察団に同行、中国渤海湾沿岸、韓国インチョン周辺の漁村と干潟を撮影、「黄海多様な命のかがやき」写真展(WWFJapan、パナソニック株式会社が企画)を東京、北京、大阪、ソウルなどで開く。また、「有明海の漁とくらし」写真展を、東京、静岡、北九州、福岡、佐賀、武雄、鹿島などで開く。2011年春、長崎県大村市から佐賀県鹿烏市へ移住。2018年9月、東京大学中島ホールで2018年「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」の開催に合わせて写真展「有明海と諌早湾の今昔」を開く。有明海をテーマにした映像収録などのコーディネートもおこなうほか、『佐賀新聞』に写真コラム「有明海点描」を毎月掲載中