パニック障害は心だけの問題ではない。実は、からだのコリを取ると、パニック障害が改善していくのである。１１万人の臨床の経験から、ほぼすべてのパニック障害の患者に「首コリ・胸コリ・食いしばり」があることに気づいた著者による、パニック障害治療の鍼灸師向けの指南書。著者考案の「深層筋鍼法」を行うと、からだの深部のコリと食いしばりが取り除かれ、パニック障害も劇的に改善する。施術の効果を飛躍的に高めるセルフケアも公開。
もくじ情報：第１部　理論編（パニック障害はＩＴ社会の現代病；パニック障害は３か月で改善できる！；西洋医学でのパニック障害の診断基準と施術法；パニック症状でドキドキするのはなぜか；脳への血流不全と交感神経の過緊張が、パニック障害をつくる　ほか）；第２部　実践編（鍼灸師（治療家）が行う施術法；患者さまが行うセルフケア）；第３部　症例・インタビュー（パニックを経験して人生がパワーアップ、新しい自分になれた！；１０年間治らなかったパニック障害が、たった４回の施術とセルフケアで治りました；ズーンと響いて、鍼治療が効いていることを実感しました　ほか）

角谷　敏宜(カドヤ　トシノブ)
１９５７年福井市生まれ。関西学院大学、早稲田医療専門学校卒。福島弘道先生、竹内信賢先生に師事。１９９４年東京西荻窪に開院。２０２３年で２９年目、患者数は延べ１１万人を超える。専門は「現代病」。ＩＴ社会がつくるパソコン・スマホ病、パニック障害などの身心の疾患を得意とする。２００８年独自の「かどや式深層筋鍼法（商標登録済）」を開発、深層筋鍼法とセルフケアを使って２００９年「かどや式五十肩療法」、２０１０年「かどや式パソコン病療法」、２０１５年「パニック障害療法」を創る。現在は、「なおし家アカデミー」を創り後進の鍼灸師の育成にも力を注いでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）