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出版社名:金剛出版
出版年月:2023年8月
ISBN:978-4-7724-1983-3
204P 20cm
ふつうの相談
東畑開人/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:アカデミアに棲む「学派知」と、ケアとセラピーに宿る「世間知・現場知」、二つの声の熟議的対話が「オルタナティブな知」を召喚する。誰もが知るが名指したものは誰もいない〈ふつうの相談〉とは何か--?「球体の臨床学。それは人と人とがつながること、人が人を支えることについての基礎学である。職種を超えて、臨床を共有し、議論を行うためのプラットフォームである。理論の中にある臨床ではなく、社会の中にある臨床を描写するための一般理論である。これは実は新奇な知ではなく、対人支援にかかわる専門家にも、そして素人にもすでに備わっている「暗黙知」である。これを言語化し、見える知にして、ドグマになりがちな学派知…(続く
内容紹介:アカデミアに棲む「学派知」と、ケアとセラピーに宿る「世間知・現場知」、二つの声の熟議的対話が「オルタナティブな知」を召喚する。誰もが知るが名指したものは誰もいない〈ふつうの相談〉とは何か--?「球体の臨床学。それは人と人とがつながること、人が人を支えることについての基礎学である。職種を超えて、臨床を共有し、議論を行うためのプラットフォームである。理論の中にある臨床ではなく、社会の中にある臨床を描写するための一般理論である。これは実は新奇な知ではなく、対人支援にかかわる専門家にも、そして素人にもすでに備わっている「暗黙知」である。これを言語化し、見える知にして、ドグマになりがちな学派知・現場知・世間知を相対化すること。それが多職種連携によるチーム支援を可能にし、社会に対する働きかけを助け、専門家と当事者を橋渡しする共同創造のための言語を生みだす」道に迷ってくじけそうなあなたを支える、「ありふれた臨床」を讃える臨床試論(エッセイ)。
ケアする人たち、すべてへ。日々の友人関係からサイコセラピーの治療関係まで、「つながり」をめぐる根源的思索。
もくじ情報:ふつうの相談―形態・構造・位置;序論(三つの風景;学派的心理療法論と現場的心理療法論;冶金スキーム;ふつうの相談の位置);第1部 “ふつうの相談”の形態(私の文脈;“ふつうの相談”のアセスメント;“ふつうの相談”の技法;“ふつうの相談”の機能;小括り―構造に向かって);第2部 ふつうの相談の構造(ふつうの相談0;ふつうの相談B;ふつうの相談C);結論 ふつうの相談の位置(ふつうの相談A―メンタルヘルスケアの地球儀;臨床知;球体の臨床学ー終わりに代えて);補遺 中断十カ条―若き心理士への手紙
著者プロフィール
東畑 開人(トウハタ カイト)
1983年生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。精神科クリニックでの勤務、十文字学園女子大学で准教授として教鞭をとった後、白金高輪カウンセリングルーム主宰。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。2013年、日本心理臨床学会奨励賞受賞。2019年、『居るのはつらいよ』で第一九回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞二〇二〇受賞。2021年、多文化間精神医学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
東畑 開人(トウハタ カイト)
1983年生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。精神科クリニックでの勤務、十文字学園女子大学で准教授として教鞭をとった後、白金高輪カウンセリングルーム主宰。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。2013年、日本心理臨床学会奨励賞受賞。2019年、『居るのはつらいよ』で第一九回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞二〇二〇受賞。2021年、多文化間精神医学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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