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出版社名:光文社
出版年月:2023年9月
ISBN:978-4-334-10051-3
276P 20cm
本の背骨が最後に残る
斜線堂有紀/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じた時に開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。「誤植」を見つけるために正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。表題作他7編収録。要注目の新鋭作家が、凶暴な想像力を解放して紡いだ七つの異界。
本を焼くのが最上の娯楽であるように、人を焼くことも至上の愉悦であった。その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じる。そこで開かれるの…(続く
内容紹介:その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じた時に開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。「誤植」を見つけるために正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。表題作他7編収録。要注目の新鋭作家が、凶暴な想像力を解放して紡いだ七つの異界。
本を焼くのが最上の娯楽であるように、人を焼くことも至上の愉悦であった。その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じる。そこで開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。どちらかの「誤植」を見つけるために各々の正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。(表題作) 他「痛妃婚姻譚」「金魚姫の物語」「本は背骨が最初に形成る」など7編収録。
著者プロフィール
斜線堂 有紀(シャセンドウ ユウキ)
上智大学卒。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫を受賞してデビュー。20年『楽園とは探偵の不在なり』が、第21回本格ミステリ大賞(小説部門)にノミネート、各ミステリランキングに続々ランクインするなどして話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
斜線堂 有紀(シャセンドウ ユウキ)
上智大学卒。2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫を受賞してデビュー。20年『楽園とは探偵の不在なり』が、第21回本格ミステリ大賞(小説部門)にノミネート、各ミステリランキングに続々ランクインするなどして話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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