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出版社名:講談社
出版年月:2023年12月
ISBN:978-4-06-534025-7
326P 15cm
読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化/講談社学術文庫 2794
永嶺重敏/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:日本人はなぜ、いつ、どのようにして「読者」になったのか?活字メディアの流通(鉄道を使った中央出版物の地方への即時輸送)、ツーリズムの発展(旅中読者の全国移動)、読書装置(新聞縦覧所と図書館)の普及という三つの要素を通して、日常的に活字を読む習慣を身につけた「読書国民」が誕生してくる過程を、第一人者が活写![目次]はじめに■第一部 流通する活字メディア第一章 全国読書圏の誕生第二章 「中央帝都の新知識」を地方読者へ--新聞社・出版社による地方読者支援活動の展開■第二部 移動する読者第三章 車中読者の誕生第四章 「旅中無聊」の産業化■第三部 普及する読書装置第五章 読書装置の政治学--新…(続く
内容紹介:日本人はなぜ、いつ、どのようにして「読者」になったのか?活字メディアの流通(鉄道を使った中央出版物の地方への即時輸送)、ツーリズムの発展(旅中読者の全国移動)、読書装置(新聞縦覧所と図書館)の普及という三つの要素を通して、日常的に活字を読む習慣を身につけた「読書国民」が誕生してくる過程を、第一人者が活写![目次]はじめに■第一部 流通する活字メディア第一章 全国読書圏の誕生第二章 「中央帝都の新知識」を地方読者へ--新聞社・出版社による地方読者支援活動の展開■第二部 移動する読者第三章 車中読者の誕生第四章 「旅中無聊」の産業化■第三部 普及する読書装置第五章 読書装置の政治学--新聞縦覧所と図書館第六章 図書館利用者公衆の誕生あとがき学術文庫版へのあとがき
出版資本と鉄道による中央活字メディアの全国流通、旅行読者の全国移動、新聞縦覧所と図書館という読書装置の全国普及―官および民による、これら三つの要素の融合から、明治期に活字メディアを日常的に読む習慣を身につけた国民、すなわち「読書国民」が誕生してくる過程を、出版文化研究の第一人者が活写。私たちの読書生活の起源がここにある!
もくじ情報:第1部 流通する活字メディア(全国読書圏の誕生;「中央帝都の新知識」を地方読者へ―新聞社・出版社による地方読者支援活動の展開);第2部 移動する読者(車中読者の誕生;「旅中無聊」の産業化);第3部 普及する読書装置(読書装置の政治学―新聞縦覧所と図書館;図書館利用者公衆の誕生)
著者プロフィール
永嶺 重敏(ナガミネ シゲトシ)
1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。元東京大学図書職員。出版文化・大衆文化研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
永嶺 重敏(ナガミネ シゲトシ)
1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。元東京大学図書職員。出版文化・大衆文化研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)