内容紹介：本書では、ICUに配属されたナースがまずマスターしたい「呼吸」と「循環」について、丁寧に解説。緊急性の高いサインに気づき、対処するための基礎知識が身につきます。さらに臓器別のアセスメントとケア、急変時の対処、ICU滞在中の生活ケアまで紹介していますので、現場ですぐに役立つ1冊です。
ナースが見るべきこと、やるべきことをトコトンわかりやすく解説！「呼吸」「循環」がわかれば、ＩＣＵはこわくない！
もくじ情報：１　人工呼吸器もＥＣＭＯも、呼吸生理がわかれば安心　呼吸のモニタリングとケア（呼吸生理の基本；呼吸のアセスメント　ほか）；２　リアルタイムの数値から、体内での変化を読みとる　循環のモニタリングとケア（循環生理の基本；循環のアセスメント　ほか）；３　血液検査の結果も含め、全身状態をモニタリング　臓器別のモニタリングとケア（脳神経系；腎・泌尿器系　ほか）；４　一刻を争う敗血症をはじめ、急変時の初動がわかる　ＩＣＵに多いプロブレムと初期対応（急変対応の原則；感染症＆敗血症　ほか）；５　“回復したら終わり”じゃない。退院後まで見据えたケアを　ＩＣＵ滞在中の生活ケア（ＰＩＣＳ（集中治療後症候群）；予防策１　早期離床　ほか）

讃井　將満(サヌイ　マサミツ)
自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座集中治療医学部門教授。附属さいたま医療センター麻酔科科長・集中治療部部長。１９９３年旭川医大卒業。麻生飯塚病院、自治医科大学附属さいたま医療センターで研修後、１９９９年より米国マイアミ大学にて麻酔・集中治療の臨床研修。２００６年自治医科大学総合医学第２講座講師、附属さいたま医療センター集中治療部医長。２０１３年同講座教授、同集中治療部部長。２０１７年同講座主任教授、同副センター長。２０２３年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）