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出版社名:河出書房新社
出版年月:2023年12月
ISBN:978-4-309-29371-4
127P 21cm
書き込み式ボールペン「源氏物語」練習帖 人の心の機微にふれる
服藤早苗/監修 岡田崇花/書
組合員価格 税込
1,150
円
(通常価格 税込 1,210円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ゴールデンウィーク前後は商品のお届けが通常より遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
平安の女性たちの苦悩や葛藤、それにどう向き合って生きたのかを紫式部の目線で描き、多様な愛の形から「本当の幸せ」を模索した平安時代の超大作。書き写し、音読して味わう本。ボールペン1本で気軽に始められます。「声に出して読む」→「書き写す」→「意味を知る」の順で、初心者でも取り組みやすい構成です。「源氏物語」のあらすじから、暮らし、文化など時代背景まで解説。
もくじ情報:帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より);空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より);心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より);手…(
続く
)
平安の女性たちの苦悩や葛藤、それにどう向き合って生きたのかを紫式部の目線で描き、多様な愛の形から「本当の幸せ」を模索した平安時代の超大作。書き写し、音読して味わう本。ボールペン1本で気軽に始められます。「声に出して読む」→「書き写す」→「意味を知る」の順で、初心者でも取り組みやすい構成です。「源氏物語」のあらすじから、暮らし、文化など時代背景まで解説。
もくじ情報:帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より);空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より);心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より);手に摘みて いつしかも見む 紫の ねにかよひける 野辺の若草(「若紫」より);なつかしき 色ともなしに 何にこの すゑつむ花を 袖にふれけむ(「末摘花」より);はかなしや 人のかざせる あふひゆゑ 神のゆるしの 今日を待ちける(「葵」より);橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を たづねてぞとふ(「花散里」より);身をかへて ひとりかへれる 山里に 聞きしに似たる 松風ぞ吹く(「松風」より);入日さす 峰にたなびく 薄雲は もの思ふ袖に 色やまがへる(「薄雲」より);見しをりの つゆわすられぬ 朝顔の 花のさかりは 過ぎやしぬらん(「朝顔」より);日かげにも しるかりけめや をとめごが 天の羽袖に かけし心は(「少女」より);年月を まつにひかれて 経る人に けふ鴬の 初音きかせよ(「初音」より);声はせで 身をのみこがす 蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ(「蛍」より);うちきらし 朝ぐもりせし みゆきには さやかに空の 光やは見し(「行幸」より);おなじ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも(「藤袴」より);今はとて 宿離れぬとも 馴れきつる 真木の柱は われを忘るな(「真木柱」より);小松原 末のよはひに 引かれてや 野辺の若菜も 年をつむべき(「若菜上」より);横笛の 調べはことに かはらぬを むなしくなりし 音こそつきせぬ(「横笛」より);おほかたの 秋をばうしと 知りにしを ふり棄てがたき 鈴虫の声(「鈴虫」より);山里の あはれをそふる 夕霧に たち出でん空も なき心地して(「夕霧」より)〔ほか〕
著者プロフィール
服藤 早苗(フクトウ サナエ)
1947年愛媛県生まれ。1971年横浜国立大学教育学部卒業。1977年東京教育大学文学部卒業。1980年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、文学博士。現在、埼玉学園大学名誉教授。専門は平安時代史、女性史
服藤 早苗(フクトウ サナエ)
1947年愛媛県生まれ。1971年横浜国立大学教育学部卒業。1977年東京教育大学文学部卒業。1980年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、文学博士。現在、埼玉学園大学名誉教授。専門は平安時代史、女性史
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もくじ情報:帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より);空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より);心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より);手…(続く)
もくじ情報:帚木の 心をしらで その原の 道にあやなく まどひぬるかな(「帚木」より);空〓の 身をかへてける 木のもとに なほ人がらの なつかしきかな(「空〓」より);心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花(「夕顔」より);手に摘みて いつしかも見む 紫の ねにかよひける 野辺の若草(「若紫」より);なつかしき 色ともなしに 何にこの すゑつむ花を 袖にふれけむ(「末摘花」より);はかなしや 人のかざせる あふひゆゑ 神のゆるしの 今日を待ちける(「葵」より);橘の 香をなつかしみ ほととぎす 花散る里を たづねてぞとふ(「花散里」より);身をかへて ひとりかへれる 山里に 聞きしに似たる 松風ぞ吹く(「松風」より);入日さす 峰にたなびく 薄雲は もの思ふ袖に 色やまがへる(「薄雲」より);見しをりの つゆわすられぬ 朝顔の 花のさかりは 過ぎやしぬらん(「朝顔」より);日かげにも しるかりけめや をとめごが 天の羽袖に かけし心は(「少女」より);年月を まつにひかれて 経る人に けふ鴬の 初音きかせよ(「初音」より);声はせで 身をのみこがす 蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ(「蛍」より);うちきらし 朝ぐもりせし みゆきには さやかに空の 光やは見し(「行幸」より);おなじ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かごとばかりも(「藤袴」より);今はとて 宿離れぬとも 馴れきつる 真木の柱は われを忘るな(「真木柱」より);小松原 末のよはひに 引かれてや 野辺の若菜も 年をつむべき(「若菜上」より);横笛の 調べはことに かはらぬを むなしくなりし 音こそつきせぬ(「横笛」より);おほかたの 秋をばうしと 知りにしを ふり棄てがたき 鈴虫の声(「鈴虫」より);山里の あはれをそふる 夕霧に たち出でん空も なき心地して(「夕霧」より)〔ほか〕