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出版社名:KADOKAWA
出版年月:2024年2月
ISBN:978-4-04-114374-2
262P 15cm
丘の上の洋食屋オリオン/角川文庫 お102-1
沖田円/〔著〕
組合員価格 税込 733
(通常価格 税込 814円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:緑豊かな丘の上に建つ洋食屋オリオン。小さな庭にはハーブと自家製野菜が生き生きと葉を茂らせ、看板猫の黒猫ネロがお出迎え。ここはいつも変わらない居心地のいい店だ。オーナー兼シェフは28歳のくるみ。4年前に病気になってしまった祖母から、この店を受け継いだ。小学生の時、不登校になったくるみは、この店で過ごし、美味しい香りといつも穏やかな談笑に包まれた時間が、彼女に元気を与えてくれた。今度は、自分が皆の居場所を作ろうと、はりきって切り盛りしている。そんなお店にやってくる常連客たちが、悩みながらも自分と向き合い、前を向いて歩いていく姿を描く、心温まる連作短編。幼い頃に両親を亡くし、叔父に引き取ら…(続く
内容紹介:緑豊かな丘の上に建つ洋食屋オリオン。小さな庭にはハーブと自家製野菜が生き生きと葉を茂らせ、看板猫の黒猫ネロがお出迎え。ここはいつも変わらない居心地のいい店だ。オーナー兼シェフは28歳のくるみ。4年前に病気になってしまった祖母から、この店を受け継いだ。小学生の時、不登校になったくるみは、この店で過ごし、美味しい香りといつも穏やかな談笑に包まれた時間が、彼女に元気を与えてくれた。今度は、自分が皆の居場所を作ろうと、はりきって切り盛りしている。そんなお店にやってくる常連客たちが、悩みながらも自分と向き合い、前を向いて歩いていく姿を描く、心温まる連作短編。幼い頃に両親を亡くし、叔父に引き取られた女子高生の潤が、大学合格の日に“家族で”食べるデミグラスソースのオムライス。キャバ嬢の薫が、オリオンのパティシエに誘われて、意外な人生の転機に向き合うことになる物語など、人生のほろ苦さと味わいが心にしみいる全5話。
このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる“洋食屋オリオン”。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。
著者プロフィール
沖田 円(オキタ エン)
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』で作家デビュー。18年『千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町』(「咲久良町シンフォニー」を改題)で、ピュアフル小説大賞金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
沖田 円(オキタ エン)
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』で作家デビュー。18年『千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町』(「咲久良町シンフォニー」を改題)で、ピュアフル小説大賞金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)