長く続く会社が多い国は、いい国だと思う。経営力を強化するという観点から、中小企業のサステナビリティ経営の現状と実践のための課題を、アンケート調査（大同生命サーベイ）やヒアリング調査によって明らかにするとともに、中小企業が強いことで知られているドイツに焦点を当てて、日独の比較研究を行った共同研究の成果！
もくじ情報：第１部　サステナビリティ経営の実践（中小企業のサステナビリティ経営の現状：大同生命サーベイの結果から；サステナビリティ経営のベストプラクティス；サステナビリティ経営の実践に向けた示唆）；第２部　ドイツ中小企業からの学び（ドイツ中小企業の経営力と経営姿勢；ドイツ中小企業からの示唆）；第３部　シンポジウム「中小企業の経営変革に向けて」（大同生命創業１２０周年記念事業シンポジウム：基調講演録；大同生命創業１２０周年記念事業シンポジウム：パネルディスカッション発言録）

家森　信善(ヤモリ　ノブヨシ)
神戸大学経済経営研究所教授。１９８８年神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。名古屋大学大学院経済学研究科教授、名古屋大学総長補佐などを経て、２０１４年より神戸大学経済経営研究所教授。２０２１年同所長。経済学博士（名古屋大学）。専門は、金融システム論。これまでに、中小企業研究奨励賞・本賞（２００５年）など受賞。現在、日本学術会議連携会員、日本金融学会常任理事、日本保険学会理事、日本ＦＰ学会理事、日本経済学会代議員などの学会役員の他、財務省財政制度等審議会委員などを務める