内容紹介：中央政府と住民に対する「自律性」をキーワードに地方自治を読み解く好評テキストのリニューアル版。変化の大きい福祉・教育行政についての記述を大幅にアップデートするほか　各種データ・事例を最新のものに。自治体のコロナ対応　ＤＸ化の取り組みなどについても解説。
首長・議会・地方公務員・住民がおりなす地方自治の実態を、選挙や条例などの地方政治、地方行財政制度などの地方自治制度から説き起こし、教育・福祉分野を行政サービスの例として取り上げる。新版では各種データ・事例をアップデート。「ふるさと納税」「無投票選挙」など新しいコラムも充実。
もくじ情報：第１部　地方政府の主人公（首長；議会；地方公務員）；第２部　自律性１：地域社会に対する地方政府の自律性（住民による統制―選挙と住民投票；条例制定；地方自治体の組織編成）；第３部　自律性２：中央政府に対する地方政府の自律性（地方自治体の権能と大都市制度；地方税財政と予算；中央政府と地方政府）；第４部　２つの自律性の中での地方自治の展開（学校教育；子育て行政；高齢者福祉）

北村　亘(キタムラ　ワタル)
１９７０年、京都府に生まれる。現在、大阪大学大学院法学研究科教授。専攻は、行政学、地方自治論