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出版社名:晶文社
出版年月:2024年3月
ISBN:978-4-7949-7415-0
449P 19cm
死の神話学/神話叢書
木村武史/編著
組合員価格 税込
2,926
円
(通常価格 税込 3,080円)
割引率 5%
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内容紹介・もくじなど
本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、われわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。
もくじ情報:第1章 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界(山本孟);第2章 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働(田澤恵子);第3章 聖書は死の起源についての神話を語るのか?―ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして(岩嵜大悟);第4…(
続く
)
本論集においては従来、神話研究において中心だった「死の起源神話」という問題だけでなく、「死」を広いテーマとしてとらえ、死の神話・死の象徴に関わる多様な表象を分析していく。通常あまり触れることのない地域の神話・伝承を仔細にわたり取り上げつつ、現代に関係する事象とも向き合うことで、われわれが持つ「死の観念」「死のルーツ」を明らかにする。
もくじ情報:第1章 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界(山本孟);第2章 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働(田澤恵子);第3章 聖書は死の起源についての神話を語るのか?―ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして(岩嵜大悟);第4章 雲南少数民族の死の起源神話―月蝕・脱皮・葬礼(斧原孝守);第5章 最初の死―古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源(石川巌);第6章 不死なる神ヴィシュヌの化身神話―人獅子と魔物の物語(大木舞);第7章 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」(二宮文子);第8章 生と死のはざまを「生きる」―現代イランの「殉教者の奇跡」(黒田賢治);第9章 インドネシア―死と天界と生まれ変わり(内海敦子);第10章 アボリジニの死の概念と神話―北東アーネムランドのソングライン(窪田幸子);第11章 死すべき人間と不死の神々―古代ギリシアの聖なる食物と飲料(松村一男);第12章 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる“神話的な死”(植朗子);第13章 メソアメリカの“死と生の旅”の神話―一六世紀メキシコの史料『第二クアウティンチャン絵図』より(岩崎賢);第14章 北米先住民宗教における死の神話(木村武史)
著者プロフィール
木村 武史(キムラ タケシ)
1962年生まれ。筑波大学人文社会系教授。1998年、シカゴ大学大学院神学校宗教学専攻修了、Ph.D.専門は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
木村 武史(キムラ タケシ)
1962年生まれ。筑波大学人文社会系教授。1998年、シカゴ大学大学院神学校宗教学専攻修了、Ph.D.専門は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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もくじ情報:第1章 『テリピヌ神話』にみるヒッタイト時代アナトリアの「死」の世界(山本孟);第2章 古代エジプトにおける死後の復活再生と神々の協働(田澤恵子);第3章 聖書は死の起源についての神話を語るのか?―ヘブライ語聖書「原初史」を中心にして(岩嵜大悟);第4章 雲南少数民族の死の起源神話―月蝕・脱皮・葬礼(斧原孝守);第5章 最初の死―古代チベット土着宗教儀礼説話に見る死の起源(石川巌);第6章 不死なる神ヴィシュヌの化身神話―人獅子と魔物の物語(大木舞);第7章 中世南アジアのスーフィズムにおける「死」と「死者」(二宮文子);第8章 生と死のはざまを「生きる」―現代イランの「殉教者の奇跡」(黒田賢治);第9章 インドネシア―死と天界と生まれ変わり(内海敦子);第10章 アボリジニの死の概念と神話―北東アーネムランドのソングライン(窪田幸子);第11章 死すべき人間と不死の神々―古代ギリシアの聖なる食物と飲料(松村一男);第12章 『ドイツ伝説集』「死の伝説」「生の伝説」をめぐる“神話的な死”(植朗子);第13章 メソアメリカの“死と生の旅”の神話―一六世紀メキシコの史料『第二クアウティンチャン絵図』より(岩崎賢);第14章 北米先住民宗教における死の神話(木村武史)