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出版社名:草思社
出版年月:2024年4月
ISBN:978-4-7942-2717-1
285P 16cm
雑草と日本人 植物・農・自然から見た日本文化/草思社文庫 い5-4
稲垣栄洋/著
組合員価格 税込 941
(通常価格 税込 990円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:雑草は踏まれても踏まれても立ち上がらない。けれども--「しなやかで強い日本人」を育んだ背景を探る。雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか? その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。<目次より>第一章 植物にも仏性を感じてきた日本人 西洋と日本でこれほど違う「雑草観」 イネ科植物の進化と文明 日本の自然には神が宿る 恵みと脅威の源泉 日本人固…(続く
内容紹介:雑草は踏まれても踏まれても立ち上がらない。けれども--「しなやかで強い日本人」を育んだ背景を探る。雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか? その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。<目次より>第一章 植物にも仏性を感じてきた日本人 西洋と日本でこれほど違う「雑草観」 イネ科植物の進化と文明 日本の自然には神が宿る 恵みと脅威の源泉 日本人固有の「自然」意識 日本の無数の生き物たちと田んぼ 仏教の殺生思想と日本人の生命観第二章 農と自然が育んだ日本人気質 世界の農地荒廃と日本の田んぼのすごさ 日本と西洋の「植物分類学」の違い 雑草を悪とみる西洋人、雑草を活かす日本人 日本の豊かな自然と「引き算の文化」 草取りと日本人の人生観 稲作・自然災害と、日本人の協調性 日本の豊かな植物と日本人の「新しもの」好き せっかちで辛抱強い日本人を生んだ背景第三章 雑草のように、しなやかに 雑草が持つ「弱さという強さ」 逆境こそ雑草の生きる道 雑草の「戦わない戦略」 雑草にとって「変化」は最大の好機 しなやかな強さで生きていく
雨が多く高温多湿な日本では、農作物がよく育つ一方、雑草の繁殖も著しく、先人たちは常に草取りに励まねばならなかった。また、自然や生き物の豊かさは時に脅威ともなり、豪雨、洪水などの自然災害や害虫被害をもたらしてきた。古来、日本人は豊かな自然とどう向き合ってきたのか?その歴史から日本人固有の心性を浮き彫りにするユニークな日本文化論。
もくじ情報:第1章 植物にも仏性を感じてきた日本人(西洋と日本でこれほど違う「雑草観」;イネ科植物の進化と文明;日本の自然には神が宿る―恵みと脅威の源泉 ほか);第2章 農と自然が育んだ日本人気質(世界の農地荒廃と日本の田んぼのすごさ;日本と西洋の「植物分類学」の違い;雑草を悪とみる西洋人、雑草を活かす日本人 ほか);第3章 雑草のように、しなやかに(雑草が持つ「弱さという強さ」;逆境こそ雑草の生きる道;雑草の「戦わない戦略」 ほか)
著者プロフィール
稲垣 栄洋(イナガキ ヒデヒロ)
1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
稲垣 栄洋(イナガキ ヒデヒロ)
1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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