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出版社名:淡交社
出版年月:2024年5月
ISBN:978-4-473-04588-1
275P 19cm
伊賀越え 光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか
小林正信/著
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内容紹介・もくじなど
天正十年(一五八二)六月二日未明に起こった「明智光秀の乱(本能寺の変)」の真相に迫るには、その時、堺にいた徳川家康が光秀の追撃を逃れ、どのようにして本領・三河国岡崎へ帰還できたのかがカギとなる。本書は、家康とその重臣たちを、随行していた甲斐国の武将・穴山梅雪が影武者となり、従者二百名もの犠牲を払って、増水した木津川を無事に渡河させたとする新説を述べている。そして、襲撃したのは、一揆や野盗ではなく、遅れてきた明智軍であったことを立証していく。では、なぜ遅れて来たのか。また、前日の茶会では、千宗易(利休)の亭主辞退に代わって津田宗及が開いたが、その真意とは何か。光秀の盟友・長岡(細川)藤孝の陰謀、…(続く
天正十年(一五八二)六月二日未明に起こった「明智光秀の乱(本能寺の変)」の真相に迫るには、その時、堺にいた徳川家康が光秀の追撃を逃れ、どのようにして本領・三河国岡崎へ帰還できたのかがカギとなる。本書は、家康とその重臣たちを、随行していた甲斐国の武将・穴山梅雪が影武者となり、従者二百名もの犠牲を払って、増水した木津川を無事に渡河させたとする新説を述べている。そして、襲撃したのは、一揆や野盗ではなく、遅れてきた明智軍であったことを立証していく。では、なぜ遅れて来たのか。また、前日の茶会では、千宗易(利休)の亭主辞退に代わって津田宗及が開いたが、その真意とは何か。光秀の盟友・長岡(細川)藤孝の陰謀、羽柴秀吉の策略など、「伊賀越え」をめぐる、仕組まれた「奇術」を解き明かす。
もくじ情報:天正十年五月十二日 三河国岡崎出発 家康上洛と信長の政権構想;五月十五日 近江国安土 粉飾の天下人・織田信長の落日;六月一日昼 和泉国堺 千宗易(利休)の茶会断念と津田宗及;六月二日朝 和泉国堺 家康主従「死出の上洛」;六月二日午前 山城国西岡 明智軍家康襲撃部隊の遅参;六月二日昼 河内国飯盛山 本多忠勝の橋本索敵と「伊賀越え」;六月二日昼下り 山城国草内 木津川渡河作戦と影武者・穴山梅雪;六月二日夕刻 山城国飯岡 筒井順慶と明智方大和武士;六月二日闇夜 帝都 「複合謀反」=羽柴秀吉・長岡藤孝の共謀
著者プロフィール
小林 正信(コバヤシ マサノブ)
昭和37(1962)、愛知県春日井市生まれ。歴史研究家。平成13年(2001)より織豊期研究会に参加。三鬼清一郎名古屋大学名誉教授に師事。同23年、修士・博士課程を免除されて九州大学比較社会文化学府において論文博士号(比較社会文化)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小林 正信(コバヤシ マサノブ)
昭和37(1962)、愛知県春日井市生まれ。歴史研究家。平成13年(2001)より織豊期研究会に参加。三鬼清一郎名古屋大学名誉教授に師事。同23年、修士・博士課程を免除されて九州大学比較社会文化学府において論文博士号(比較社会文化)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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