企業の国際事業戦略には、国際買収、国際事業提携・国際ジョイントベンチャーおよび国際知的財産があるが、本書はその中で最も重要な国際買収を取り上げ、そのリスクと対応策としてリーガルプランニングを論じる。
もくじ情報：第１部　国際買収のフレームワーク（国際買収の戦略と形態；国際買収のプロセス；国際買収契約の基本的構造；買収におけるデューディリジェンスのリスクとリーガルプランニング；買収後の経営におけるリスクとリーガルプランニング；国際買収失敗のリスクとリーガルプランニング；アメリカにおける買収防衛策；国際買収契約における紛争解決）；第２部　競争法による規制（アメリカ反トラスト法による規制；ＥＵ競争法による規制；わが国独占禁止法による規制）；第３部　モデル英文国際買収契約

井原　宏(イハラ　ヒロシ)
京都大学法学部卒業、ケンブリッジ大学大学院比較法研究課程修了、住友化学法務部長、日本ライセンス協会理事、経営法友会代表幹事、筑波大学大学院教授（社会科学系）、筑波大学大学院ビジネス科学研究科長、明治学院大学法学部教授、明治学院大学学長補佐、弁護士（東京弁護士会）、一般社団法人ＧＢＬ研究所代表理事会長、筑波大学監事、国際取引法学会代表理事会長を歴任。現在、国際取引法学会理事・名誉会長（創設者）、筑波大学名誉教授、京都大学博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）