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文芸評論(日本)
出版社名:青土社
出版年月:2024年6月
ISBN:978-4-7917-7646-7
372P 19cm
記憶に残る日本語 文豪一二四人の名言・名文
中村明/著
組合員価格 税込
2,772
円
(通常価格 税込 3,080円)
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内容紹介・もくじなど
作家たちによる日本語表現の極意。
もくじ情報:心の底を叩いて見るとどこか悲しい音がする;千七、八百年前に同時に型を脱し、同時に窯を出て、同じ墓壁に;宵闇に浮かぶ白い浴衣も、おぼつかない白粉の匂いも;桐の花の色もちらつかせ、カステラの手ざわりも匂わせたい;首だけが、ひとりでに高く登って行く様な気持ち;うれしさ、聡ずかしさのやり場はこれ以外になかった;秋の雨自らも、遠くへ行く寂しい旅人のように;老年の凍りつくようななさけなく;桜の樹の下には屍体が埋まっている;風鈴の音がその日いちにちの終りをセンチメンタルに結ぶ;五彩の花々は絶間なく空を染め、絶間なく空に吸込まれた;薄鈍びて空に群立つ雲の層が増して…(
続く
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作家たちによる日本語表現の極意。
もくじ情報:心の底を叩いて見るとどこか悲しい音がする;千七、八百年前に同時に型を脱し、同時に窯を出て、同じ墓壁に;宵闇に浮かぶ白い浴衣も、おぼつかない白粉の匂いも;桐の花の色もちらつかせ、カステラの手ざわりも匂わせたい;首だけが、ひとりでに高く登って行く様な気持ち;うれしさ、聡ずかしさのやり場はこれ以外になかった;秋の雨自らも、遠くへ行く寂しい旅人のように;老年の凍りつくようななさけなく;桜の樹の下には屍体が埋まっている;風鈴の音がその日いちにちの終りをセンチメンタルに結ぶ;五彩の花々は絶間なく空を染め、絶間なく空に吸込まれた;薄鈍びて空に群立つ雲の層が増して;浅草の路地の朝は、味噌汁のかおりで明けた;永劫であろうとするような光の顫動が音響をすら放って;夕日が波紋のような最後の光を放っている中へ五つの影が;貝がらを耳に当てると海の音が聞えるの;街燈に照らされた雨が、物思いにふける主人公の姿を映す;胸の中にほんの少し不逞な気分が入りこんできた;お前の舌/お前の眼/お前の昼寝姿が/今はっきりと;思いつめた目をした中年男が冷たく光る鋭利な刃物を;やがてだれもいなくなった庭だけが残った;彼女自身の心みたいに暗い森の奥で;マッシュされたじゃがいもに長靴の底の模様が残る;まさに辞書の鬼で、鞄は「どす黒い情念の塊」
著者プロフィール
中村 明(ナカムラ アキラ)
1935年9月9日、山形県鶴岡市の生れ。県立鶴岡南高等学校を卒業。早稲田大学第一文学部国文専修を卒業(論文指導:波多野完治)。早稲田大学大学院日本文学専攻(国語学)修士課程を修了(指導教授:時枝誠記)。研究分野の関係で近代文学の稲垣達郎ゼミにも参加。国際基督教大学助手として外国人学生に対する日本語教育を担当。同大学生え抜きの女性教員と結婚したために退職。東京写真大学(現:東京工芸大学)工学部専任講師を一年、翌年、国立国語研究所員となり長く勤めた。早稲田大学の教授となり、現在は名誉教授。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)、表現学会常任理事。高校国語教科書(明治書院…(
続く
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中村 明(ナカムラ アキラ)
1935年9月9日、山形県鶴岡市の生れ。県立鶴岡南高等学校を卒業。早稲田大学第一文学部国文専修を卒業(論文指導:波多野完治)。早稲田大学大学院日本文学専攻(国語学)修士課程を修了(指導教授:時枝誠記)。研究分野の関係で近代文学の稲垣達郎ゼミにも参加。国際基督教大学助手として外国人学生に対する日本語教育を担当。同大学生え抜きの女性教員と結婚したために退職。東京写真大学(現:東京工芸大学)工学部専任講師を一年、翌年、国立国語研究所員となり長く勤めた。早稲田大学の教授となり、現在は名誉教授。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)、表現学会常任理事。高校国語教科書(明治書院)統括委員。一橋文芸教育振興会評議員。鶴岡総合研究所の研究顧問などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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もくじ情報:心の底を叩いて見るとどこか悲しい音がする;千七、八百年前に同時に型を脱し、同時に窯を出て、同じ墓壁に;宵闇に浮かぶ白い浴衣も、おぼつかない白粉の匂いも;桐の花の色もちらつかせ、カステラの手ざわりも匂わせたい;首だけが、ひとりでに高く登って行く様な気持ち;うれしさ、聡ずかしさのやり場はこれ以外になかった;秋の雨自らも、遠くへ行く寂しい旅人のように;老年の凍りつくようななさけなく;桜の樹の下には屍体が埋まっている;風鈴の音がその日いちにちの終りをセンチメンタルに結ぶ;五彩の花々は絶間なく空を染め、絶間なく空に吸込まれた;薄鈍びて空に群立つ雲の層が増して…(続く)
もくじ情報:心の底を叩いて見るとどこか悲しい音がする;千七、八百年前に同時に型を脱し、同時に窯を出て、同じ墓壁に;宵闇に浮かぶ白い浴衣も、おぼつかない白粉の匂いも;桐の花の色もちらつかせ、カステラの手ざわりも匂わせたい;首だけが、ひとりでに高く登って行く様な気持ち;うれしさ、聡ずかしさのやり場はこれ以外になかった;秋の雨自らも、遠くへ行く寂しい旅人のように;老年の凍りつくようななさけなく;桜の樹の下には屍体が埋まっている;風鈴の音がその日いちにちの終りをセンチメンタルに結ぶ;五彩の花々は絶間なく空を染め、絶間なく空に吸込まれた;薄鈍びて空に群立つ雲の層が増して;浅草の路地の朝は、味噌汁のかおりで明けた;永劫であろうとするような光の顫動が音響をすら放って;夕日が波紋のような最後の光を放っている中へ五つの影が;貝がらを耳に当てると海の音が聞えるの;街燈に照らされた雨が、物思いにふける主人公の姿を映す;胸の中にほんの少し不逞な気分が入りこんできた;お前の舌/お前の眼/お前の昼寝姿が/今はっきりと;思いつめた目をした中年男が冷たく光る鋭利な刃物を;やがてだれもいなくなった庭だけが残った;彼女自身の心みたいに暗い森の奥で;マッシュされたじゃがいもに長靴の底の模様が残る;まさに辞書の鬼で、鞄は「どす黒い情念の塊」