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出版社名:八坂書房
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-89694-368-9
254,54P 20cm
カノッサ 「屈辱」の中世史
シュテファン・ヴァインフルター/著 津山拓也/訳
組合員価格 税込 3,168
(通常価格 税込 3,520円)
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内容紹介・もくじなど
「ローマの王や皇帝の歴史を幾度繙いてみても、ハインリヒ(4世)以前にはローマ教皇から破門や廃位を申し渡された者はひとりもいない」。―事件から数十年後に記された年代記の筆致にも、その衝撃の大きさがうかがえる事件のほんとうの顛末とは?ザーリア朝の君主ハインリヒ4世(在位1056‐1106)と教皇グレゴリウス7世(在位1073‐1085)の間に繰り広げられた覇権争いの経緯と背景、そしていわゆる「叙任権闘争」が後世に残した真のインパクトについて、現代ドイツを代表する中世史家が、豊富な史料をともに詳説する。
もくじ情報:第1章 カノッサ―世界を震撼させる出来事;第2章 皇帝ハインリヒ三世治下での“世界の…(続く
「ローマの王や皇帝の歴史を幾度繙いてみても、ハインリヒ(4世)以前にはローマ教皇から破門や廃位を申し渡された者はひとりもいない」。―事件から数十年後に記された年代記の筆致にも、その衝撃の大きさがうかがえる事件のほんとうの顛末とは?ザーリア朝の君主ハインリヒ4世(在位1056‐1106)と教皇グレゴリウス7世(在位1073‐1085)の間に繰り広げられた覇権争いの経緯と背景、そしていわゆる「叙任権闘争」が後世に残した真のインパクトについて、現代ドイツを代表する中世史家が、豊富な史料をともに詳説する。
もくじ情報:第1章 カノッサ―世界を震撼させる出来事;第2章 皇帝ハインリヒ三世治下での“世界の一体性”;第3章 崩れる一体性―ハインリヒ四世と内戦;第4章 社会秩序と統治秩序の変容;第5章 グレゴリウス七世以前のローマと教皇庁;第6章 教皇グレゴリウス七世は“全ローマ世界”の恭順を要請する;第7章 一〇七六年―国王の孤独と司教たちの“新しい信仰”;第8章 善人と悪人―価値観の変化、道徳的強制と新たな国王像;第9章 国王たちの戦いと教皇グレゴリウス七世の最期;第10章 叙任権問題とその展開の諸段階;第11章 ハインリヒ五世の裏切り―ふたたび崩れる“世界の一体性”
著者プロフィール
ヴァインフルター,シュテファン(ヴァインフルター,シュテファン)
1945‐2018。ドイツの中世史家。アイヒシュテット、マインツ、ミュンヘン、ハイデルベルク大学教授を歴任。初期~盛期中世、とりわけザーリア朝時代(1024‐1125)研究の第一人者として知られ、90年代以降はハイデルベルクの同僚B.シュナイトミュラーとともに、さまざまな共同研究を精力的に牽引した。企画展の監修や著書・編集多数。邦訳紹介は本書が初めて
ヴァインフルター,シュテファン(ヴァインフルター,シュテファン)
1945‐2018。ドイツの中世史家。アイヒシュテット、マインツ、ミュンヘン、ハイデルベルク大学教授を歴任。初期~盛期中世、とりわけザーリア朝時代(1024‐1125)研究の第一人者として知られ、90年代以降はハイデルベルクの同僚B.シュナイトミュラーとともに、さまざまな共同研究を精力的に牽引した。企画展の監修や著書・編集多数。邦訳紹介は本書が初めて