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出版社名:文藝春秋
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-16-391886-0
282P 19cm
嘘か真言か
五十嵐律人/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:新任判事補と癖が強すぎる裁判官が、市内で起こる特殊詐欺事件に挑む。現代の姿を「司法」であぶりだす社会派リーガルミステリー。日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所綿池支部の刑事部に配属された。しかし、異動が決まった直後から、直近の先輩となる紀伊真言(まこと)裁判官にまつわるさまざまな噂が耳に入っていた。しかも、そのほとんどが悪評である。紀伊は、理系大学院出身の変わり種だが、プログラムを組むように淡々と裁判を進め、バグを処理するように有罪判決を宣告する、と言われている。そしてもう一つの噂として、紀伊は「被告人の嘘が見抜ける」というのだ。裁判所という場で、こんな非科…(続く
内容紹介:新任判事補と癖が強すぎる裁判官が、市内で起こる特殊詐欺事件に挑む。現代の姿を「司法」であぶりだす社会派リーガルミステリー。日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所綿池支部の刑事部に配属された。しかし、異動が決まった直後から、直近の先輩となる紀伊真言(まこと)裁判官にまつわるさまざまな噂が耳に入っていた。しかも、そのほとんどが悪評である。紀伊は、理系大学院出身の変わり種だが、プログラムを組むように淡々と裁判を進め、バグを処理するように有罪判決を宣告する、と言われている。そしてもう一つの噂として、紀伊は「被告人の嘘が見抜ける」というのだ。裁判所という場で、こんな非科学的な噂がどこから生まれてくるのか。また綿池支部に赴任して、由衣は、上司となる阿古部長から一つの課題を出されていた。「紀伊真言が嘘を見抜けるか見抜け」赴任したばかりの判事補には仕事がない。それならば紀伊の裁判を傍聴して部長の”課題”に答えるしかない。かくして由衣は紀伊が訴訟指揮をする、窃盗事件の第一回公判に臨む--。志波市内で連続して起こる特殊詐欺事件、一見して無関係の事実を結び付けて新たな事実をあぶり出す裁判官、新任判事補の成長……裁判所の「中の人」から犯罪はどう見えているのか? 裁判所書記官の経験もある著者だからこそのリアルな読み味が魅力の一冊です。
志波地裁に赴任した由衣は、上司となる阿古部長から一つの課題を出されていた。「紀伊真言が嘘を見抜けるかを見抜け」紀伊真言は、切れ者と評判だが悪評も高い先輩判事だ。赴任したばかりの判事補には仕事がない。それならば紀伊の裁判を傍聴して部長の“課題”に答えるしかない。かくして由衣は紀伊が訴訟指揮をする、窃盗事件の第一回公判に臨む―。
著者プロフィール
五十嵐 律人(イガラシ リツト)
1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作は2023年に映画化。同年発表した『魔女の原罪』は「リアルサウンド認定国内ミステリーベスト10」第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
五十嵐 律人(イガラシ リツト)
1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作は2023年に映画化。同年発表した『魔女の原罪』は「リアルサウンド認定国内ミステリーベスト10」第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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