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出版社名:講談社
出版年月:2025年4月
ISBN:978-4-06-539161-7
221P 20cm
普通の底
月村了衛/著
組合員価格 税込 1,832
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:ただ、普通でありたかった。なぜそれがそんなに困難だったのか。ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書かれていた。普通な家庭、普通な教育、普通な交友関係。多少の挫折はあっても、彼は「普通」の軌道に乗り続けている--はずだった。今、彼はとても困難な状況にいる。どこでそうなったのか。どうしてそうなったのか。トー横に行ってしまったからか、それとも大学時代の起業サークルが原因か、それとも重くのしかかる奨学金のせいだろうか。三通の手紙があぶり出すのは、現代社会にはびこる精神的幼稚さと、その末路。常に時代を予見してきた著者が挑む、令和の『人間失格』。
「ただ普…(続く
内容紹介:ただ、普通でありたかった。なぜそれがそんなに困難だったのか。ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書かれていた。普通な家庭、普通な教育、普通な交友関係。多少の挫折はあっても、彼は「普通」の軌道に乗り続けている--はずだった。今、彼はとても困難な状況にいる。どこでそうなったのか。どうしてそうなったのか。トー横に行ってしまったからか、それとも大学時代の起業サークルが原因か、それとも重くのしかかる奨学金のせいだろうか。三通の手紙があぶり出すのは、現代社会にはびこる精神的幼稚さと、その末路。常に時代を予見してきた著者が挑む、令和の『人間失格』。
「ただ普通でありたかった。」中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。誰か教えてください。ぼくはどう生きればよかったのでしょうか。三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。
著者プロフィール
月村 了衛(ツキムラ リョウエ)
1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大薮春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、2019年に『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
月村 了衛(ツキムラ リョウエ)
1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大薮春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、2019年に『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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