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出版社名:講談社
出版年月:2025年4月
ISBN:978-4-06-539089-4
213P 18cm
なぜヒトだけが幸せになれないのか/講談社現代新書 2771
小林武彦/著
組合員価格 税込 931
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者による第三弾。本シリーズの最後を締めくくるテーマは「幸せ」。生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。◆おもな内容第1章 進化からみた生きものの幸せ第2章 ヒトの幸せとはなにか第3章 幸せは遺伝子に刻まれている第4章 なぜヒトは幸せになれないのか?第5章 テクノロジーはヒトを幸せにするのか第6章 ヒトはどうしたら幸せになれるのか「私たちは偶然生まれてきました。女性だ…(続く
内容紹介:『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者による第三弾。本シリーズの最後を締めくくるテーマは「幸せ」。生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。◆おもな内容第1章 進化からみた生きものの幸せ第2章 ヒトの幸せとはなにか第3章 幸せは遺伝子に刻まれている第4章 なぜヒトは幸せになれないのか?第5章 テクノロジーはヒトを幸せにするのか第6章 ヒトはどうしたら幸せになれるのか「私たちは偶然生まれてきました。女性だったり、男性であったり、人間であるのも偶然です。自分が自分である理由はいくら探しても見つかりません。そして生きている理由は、生きものとしての「生存本能」と自分のご先祖様たちが「生殖」に成功した結果として、現在「存在」しているのです。これは「なぜ私たちが現在ここで生きているのか」という問いの客観的な説明としては正しいのですが、ヒトの場合にはそれだけの理由で生きてはいないのはもちろんです。生きるためにはなんらかの主体的な理由、言ってみれば「生きるためのモチベーション」が必要なのです。私は本書で幸せ、つまり生きるためのモチベーションは生物全体に共通した価値観であり、その観点から最大公約数をとって「幸せ=死からの距離」と定義してみます。そしてこの定義に当てはめると、不思議なことに少し楽に生きられることに気がつきました。つまりヒトが幸せに生きる人生のコツが見えてくるのです」ーー「はじめに」より
幸せは「死からの距離感」で決まる。ヒトにだけ見られる「遺伝子と環境の不適合」。生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」。移動をやめて格差が生まれた。豊かさと幸せは一致しない。ヒトを支配する快楽ホルモン。長生き以外の「幸せ」の要因。ヒトは絶滅の危機にある!? …ほか。「幸せ」を生物学的に定義すると、「生きる意味」が見えてくる。「幸せに生きる」ための生物学講義。
もくじ情報:第1章 進化から見た生きものの幸せ;第2章 ヒトの幸せとは一体何か?;第3章 「幸せ」は遺伝子に刻まれている;第4章 なぜヒトは「幸せ」になれないのか?;第5章 テクノロジーはヒトを「幸せ」にするのか?;第6章 「幸せ」になるために―生物学的幸福論
著者プロフィール
小林 武彦(コバヤシ タケヒコ)
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授(生命動態研究センターゲノム再生研究分野)。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合代表などを歴任。日本学術会議会員(基礎生物学委員会委員長)など。ゲノムの再生による生命の連続性維持機構を解き明かすべく日夜研究に励む。地元の伊豆、箱根、富士山の自然をこよなく愛する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小林 武彦(コバヤシ タケヒコ)
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授(生命動態研究センターゲノム再生研究分野)。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合代表などを歴任。日本学術会議会員(基礎生物学委員会委員長)など。ゲノムの再生による生命の連続性維持機構を解き明かすべく日夜研究に励む。地元の伊豆、箱根、富士山の自然をこよなく愛する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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