内容紹介：魅力全開！　単行本初収録のエッセー、詩、パロディから、亡き友への追悼、資料付の「自伝風の読む年譜」までを詰め込んだ、欲張りで楽しいヴァラエティブック。
魅力全開、谷川ワールド。エッセーと詩、亡き人たちへの追憶、パロディ、若き日の戯曲、そして自伝風の読む年譜。欲ばりで楽しいヴァラエティブック。
もくじ情報：エッセー・コレクション（私とことば；二つの詩から　ほか）；懐かしい人たち（平塚綾子　思い出の本；室生犀星　犀星さんからの葉書　ほか）；戯文五つと戯詩ひとつ（ＹＥＬＬＯＷ　ＳＵＢＭＡＲＩＮＥ；内臓されたことば　ほか）；戯曲　お芝居はおしまい　喜劇三幕（お芝居はおしまい；自作について）；小詩集（石牟礼道で石蹴り；読むこと　ほか）；自伝風の読む年譜　一九三一年～二〇二五年

谷川　俊太郎(タニカワ　シュンタロウ)
１９３１年１２月１５日生まれ。５２年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。詩のほか、絵本、翻訳、戯曲、作詞など多彩なジャンルで活躍。主な受賞作に以下のようなものがある。６２年「月火水木金土日の歌」で日本レコード大賞作詞賞、７５年、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、８３年『日々の地図』で読売文学賞、８５年『よしなしうた』で現代詩花椿賞、８８年『はだか』で野間児童文芸賞、『いちねんせい』で小学館文学賞、９２年『女に』で丸山豊記念現代詩賞、９３年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞など。作品賞以外でも、朝日賞、国際交流基金賞、ＮＨＫ放送文化賞のほか、中坤国際詩歌賞やストルガ詩の夕べ（金冠賞）など国際的な賞も受賞。シュルツの漫画『ピーナッツ』の全訳でも知られる。２０２４年１１月１３日逝去（享年９２）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）