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出版社名:文藝春秋
出版年月:2025年9月
ISBN:978-4-16-392017-7
318P 19cm
痛いところから見えるもの
頭木弘樹/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。--鷲田清一(哲学者)ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。--伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで--壊れたからこそ見えるものがある。絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく文学の言葉という地平・水を飲んでも詰まる出せない腸閉塞のつらさ・痛みでお粥さえ口に入れられないせつなさ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由・カントの勘違い、ニーチェの苦痛の効用…etc.なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう?「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつて…(続く
内容紹介:痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。--鷲田清一(哲学者)ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。--伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで--壊れたからこそ見えるものがある。絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく文学の言葉という地平・水を飲んでも詰まる出せない腸閉塞のつらさ・痛みでお粥さえ口に入れられないせつなさ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由・カントの勘違い、ニーチェの苦痛の効用…etc.なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう?「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
痛いのは疲れる、そして孤独だ。潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで―絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく、“文学の言葉”という地平。
もくじ情報:序章 痛い人と痛くない人のあいだにあることを目指して;第1章 個人的な痛み―私の場合;第2章 痛みには孤独がもれなくついてくる;第3章 人と人の心は痛みによって結びつく;第4章 「おまえなんかにはわからない」と言わない/言われないために;第5章 痛みを言葉で表す;第6章 体のトラウマ、フラッシュバックとしての痛み;第7章 痛みと慣れとコントロール感とマッチョイズム;第8章 痛みと生まれかわり;第9章 痛みを感じない人たち、あえて痛みを求める人たち;第10章 支配としての痛み、解放としての痛み;第11章 痛みの文学的分類;第12章 それぞれの痛み
著者プロフィール
頭木 弘樹(カシラギ ヒロキ)
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を翻訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
頭木 弘樹(カシラギ ヒロキ)
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を翻訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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