ようこそ!
出版社名:慶應義塾大学出版会
出版年月:2025年10月
ISBN:978-4-7664-3055-4
228,5P 19cm
「美食の国」フランスの誕生 ガストロノミーが作ったおいしい歴史
梶谷彩子/著
組合員価格 税込 2,673
(通常価格 税込 2,970円)
割引率 10%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:空腹と心も満たす食の歴史を召し上がれ!「フランス=美食の国」というイメージはどう定着したのか。「食べること」への思いが作り上げたフランスの豊かな食文化の歴史をひもとく。2010年にフランスの「美食術」が、2022年に「バゲット」がユネスコの無形文化遺産に登録された。「フランス=美食の国」というイメージはいつ、どのようにしてできたのか。その背景を探るべく、本書では19世紀から20世紀にかけてのフランス食文化の展開を辿る。革命を経てレストラン黄金時代が到来したパリは、スターシェフと美食家たちの情熱によって「美食の都」として揺るぎない地位を築く。その後、技術革新や社会情勢の変化を経験しなが…(続く
内容紹介:空腹と心も満たす食の歴史を召し上がれ!「フランス=美食の国」というイメージはどう定着したのか。「食べること」への思いが作り上げたフランスの豊かな食文化の歴史をひもとく。2010年にフランスの「美食術」が、2022年に「バゲット」がユネスコの無形文化遺産に登録された。「フランス=美食の国」というイメージはいつ、どのようにしてできたのか。その背景を探るべく、本書では19世紀から20世紀にかけてのフランス食文化の展開を辿る。革命を経てレストラン黄金時代が到来したパリは、スターシェフと美食家たちの情熱によって「美食の都」として揺るぎない地位を築く。その後、技術革新や社会情勢の変化を経験しながら、食に対するまなざしも変容する。「地方振興」と旅行の普及は、ガイドブック誕生と地方料理の再発見を促し、フランスを「美食の国」へと押し上げた。そして「ガストロノミー」と呼ばれる食を題材とした言説は、「美食の都」から「美食の国」への変貌をリアルタイムに描き出してきた。高級フレンチと素朴な地方料理、どちらの魅力も併せ持つフランスの、豊かな食の旅へと出かけよう。