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出版社名:講談社
出版年月:2026年8月
ISBN:978-4-06-544825-0
377P 15cm
ジークフリート伝説集成/講談社学術文庫 2932
石川栄作/編訳
 
組合員価格 税込 1,584円
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:ジークフリートは、ゲルマン・ドイツの伝説に登場する英雄です。竜を退治した際に、その血を浴びて「不死身の肌」になりましたが、背中にある唯一の急所を槍で刺されて暗殺されることで知られています。一方、ジークフリートは、ニーベルンゲン族を倒してその財宝の所有者となったことから、「ニーベルンゲン伝説」の英雄の一人でもあり、本書の表題に掲げられた「ジークフリート伝説」とは、さまざまな物語を含むニーベルンゲン伝説の中で、とりわけ英雄ジークフリートの冒険と暗殺を扱った部分を指す名称です。 ニーベルンゲン伝説の原型は、五~六世紀のゲルマン民族大移動の時代まで遡り、現在のフランクフルト西方にあたるライン…(続く)
内容紹介:ジークフリートは、ゲルマン・ドイツの伝説に登場する英雄です。竜を退治した際に、その血を浴びて「不死身の肌」になりましたが、背中にある唯一の急所を槍で刺されて暗殺されることで知られています。一方、ジークフリートは、ニーベルンゲン族を倒してその財宝の所有者となったことから、「ニーベルンゲン伝説」の英雄の一人でもあり、本書の表題に掲げられた「ジークフリート伝説」とは、さまざまな物語を含むニーベルンゲン伝説の中で、とりわけ英雄ジークフリートの冒険と暗殺を扱った部分を指す名称です。 ニーベルンゲン伝説の原型は、五~六世紀のゲルマン民族大移動の時代まで遡り、現在のフランクフルト西方にあたるライン河畔フランケンの領土で英雄歌謡の形で生成したと考えられています。その後、北欧に伝承され、『歌謡エッダ』、『散文エッダ』、『ヴォルスンガ・サガ』、『ティードレクス・サガ』などに記される一方で、ドイツ南方のバイエルン地方から現在のオーストリア地方にあたる東方にも伝承され、一三世紀初頭には英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』が成立することになります。 中世後期から近代初期にかけて、この伝説を素材として韻文作品や職匠歌人ハンス・ザックスによる戯曲作品、民衆本などが作られました。その後、忘却の時期を経て、再び注目されるのは、一八世紀後半から一九世紀。ルートヴィヒ・ティークをはじめとするドイツ・ロマン派の詩人たちによって再発見され、数多くの作品が作られましたが、その集大成と言えるのが、ワーグナーの楽劇《ニーベルングの指環》でした。 本書は、日本語ではまとまった形で読むことができなかった「ジークフリート伝説」をなすめずらしい作品群を集成したものです。資料としての価値は言うに及ばず、ニーベルンゲン伝説やワーグナーをより深く味わうために最良の1冊となることは間違いありません。
竜を退治した際に、その血を浴びて不死身の肌を得たものの、背中にある唯一の急所を刺されて暗殺されるゲルマン・ドイツ伝説の英雄ジークフリート。ニーベルンゲン伝説をなす重要な人物としてワーグナーの《ニーベルングの指環》に登場する英雄は、伝承の過程でいかに変容したのか。北欧伝承から一六世紀を経てロマン派に至る作品群の貴重な集成。
もくじ情報:1 スノリの『散文エッダ』におけるジークフリート伝説―北欧第一次伝承;2 『ティードレクス・サガ』における英雄ジグルトの物語―北欧第二次伝承;3 韻文版『不死身のザイフリート』―一六世紀の新しい英雄像;4 ハンス・ザックスの悲劇『不死身のゾイフリート』―一六世紀の職匠歌人による戯曲;5 民衆本『不死身のジークフリート』―一七二六年版の「読んで楽しい」民衆本;6 ティークの二つのロマンツェ―『若き日のジークフリート』と『竜殺しのジークフリート』
著者プロフィール
石川 栄作(イシカワ エイサク)
1951年生まれ。徳島大学名誉教授。文学博士。専門は、ドイツ中世文学・ワーグナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
石川 栄作(イシカワ エイサク)
1951年生まれ。徳島大学名誉教授。文学博士。専門は、ドイツ中世文学・ワーグナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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