内容紹介：1827（文政10年）年同時に刊行され、江戸時代末から「明治にかけて版を重ね読み継がれた、わが国の本草学・博物学の到達点を示す代表作の完全復刻。水谷豊文、大窪昌章の図は力作で資料的価値も高い。
１８２７年（文政１０年）に同時に刊行された、本草・博物学の名著。本書は本邦初の完全復刻である。『草木性譜』は代表的な草本４５種を選び、天・地・人の３巻から成る。図はいずれも力作で、水谷豊文、大窪昌章などが描き、その資料的価値も高い。『有毒草木図説』は毒性のある植物１２２種を選び、前後２編・附録の２巻の構成である。有毒植物に関するまとまった図説としては本邦初のものと言える。繊細な線画を特色とし，植物の形態を正確に写している。