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出版社名:法政大学出版局
出版年月:2002年1月
ISBN:978-4-588-37109-7
414,21P 22cm
アラブ・イスラム研究誌 20世紀初頭までのヨーロッパにおける
ヨーハン・フュック/著 井村行子/訳
組合員価格 税込 8,712
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ヨーロッパ全体でイスラム世界と文化が注目され探究されてきたか。オリエンタリズム検討の基本的文献。
ヨーロッパ全体でイスラム世界と文化が注目され探究されてきたか。オリエンタリズム検討の基本的文献。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:12世紀のコーランのラテン語訳以来,20世紀初頭に至るヨーロッパのイスラム研究の実態と伝統,二つの文明間の意識・思想の対話を,百科全書的・物語的に展望。
ヨーロッパでコーランが初めてラテン語訳で紹介されたのは1143年のことであった。本書は、それ以来8世紀にわたる、各国のアラビア語学の開始と発展、イスラム典籍の翻訳、アラビア語写本の収集、個人・研究機関・大学での研究・翻訳・編纂等々の巨細にわたる事績を、「ヨーロッパとイスラムとの精神的対決という枠組」の中で物語風かつ百科事典風に通観する。西欧人文学史における永く執拗なイスラムへの関心のありようを知り、オリエンタリズムを批判・検討する上…(続く
内容紹介:12世紀のコーランのラテン語訳以来,20世紀初頭に至るヨーロッパのイスラム研究の実態と伝統,二つの文明間の意識・思想の対話を,百科全書的・物語的に展望。
ヨーロッパでコーランが初めてラテン語訳で紹介されたのは1143年のことであった。本書は、それ以来8世紀にわたる、各国のアラビア語学の開始と発展、イスラム典籍の翻訳、アラビア語写本の収集、個人・研究機関・大学での研究・翻訳・編纂等々の巨細にわたる事績を、「ヨーロッパとイスラムとの精神的対決という枠組」の中で物語風かつ百科事典風に通観する。西欧人文学史における永く執拗なイスラムへの関心のありようを知り、オリエンタリズムを批判・検討する上で前提とすべき書であり、ヨーロッパ経由の色彩濃い日本のアラブ・イスラム認識と研究の再検討にも必備の基本文献である。
もくじ情報:尊者ペトルスと最古のコーラン翻訳;ラテン・アラビア語用語集;ライムンドゥス・マルティーニ;ライムンドゥス・ルルス;アラビア語語彙集;中世から近代へ;ペドロ・デ・アルカラ;一六世紀初めのイタリアのアラビア語学;ギヨーム・ポステル;ドイツのアラビア語学の始まり〔ほか〕
著者プロフィール
フュック,ヨーハン(フュック,ヨーハン)
1894‐1976年。1938年からハレ大学教授。1948年からザクセン学士院会員。1956年ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)国家賞受賞
フュック,ヨーハン(フュック,ヨーハン)
1894‐1976年。1938年からハレ大学教授。1948年からザクセン学士院会員。1956年ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)国家賞受賞