内容紹介：自閉症の子どもとつきあいを重ねて15年。子どもや家族が「暮らしやすく」なるための方法を常に考えてきた著者が、特別支援教育の大きなうねりの中、本当に大切にすべきことは何かを、具体的事例で示した。子どもを見る目の確かさとやさしさに溢れた感動の書でもある。
もくじ情報：第１章　コミュニケーション指導で何を大切にするか（ことばの教室というところ；ことばの指導ってなんだろう　ほか）；第２章　「関係」を育て「暮らし」を支援する指導例―「ストーリー記録」を書こう（子どもとモノとの関係を育てる―スマップでことばを育てる；子どもと人との関係を育てる―第一段階の教育　ほか）；第３章　「関係」を育て「暮らし」を支援する指導とは―何をどうすればよいのか（「関係」を育て「暮らしやすさ」を支援する指導の方向性；指導のポイントを考える；何をどこから始めればよいのか）；第４章　特別支援教育を創っていくために何が必要か―「関係」を育て「暮らし」を支援する観点から（教育的井戸端会議で語り合い；徹底取材と個別理解　ほか）

青山　新吾(アオヤマ　シンゴ)
１９６６年、兵庫県生まれ。１９８９年より、津山市・備前市にて小学校へ勤務。岡山市立石井小学校通級指導教室担当。学校心理士。臨床発達心理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）