内容紹介：《はげ山の一夜》は、不気味な効果を生み出す音楽としてさまざまなメディアでも良く耳によくする大変ポピュラーな曲です。これをピアノ･ソロで演奏できる編曲として完成しました。《展覧会の絵》の作曲家モデスト･ムソルグスキーのもう一つのヒット作である《はげ山の一夜》は、不気味な効果を生み出す音楽としてさまざまなメディアでも良く耳によくする大変ポピュラーな曲です。これは「夏至の夜の祭である聖ヨハネ祭前夜のトリグラフ山で、さまざまな魔物や妖怪、精霊たちが大騒ぎの宴を催すが、美しい夜明けの到来と共に消え去っていく」といった物語を描いた音楽で、オーケストラの華やかで迫力ある粗野な曲趣で有名ですが、これをピアノ･ソロで演奏できる編曲として完成しました。ぜひ悪魔的な音楽の魅力をご家庭で、また仲間と一緒に楽しんで下さい。

中島　克磨(ナカジマ　カツマ)
１９５８年、東京生まれ。作曲をアラム・ハチャトゥリヤン門下の寺原伸夫に師事、管弦楽法をカレン・ハチャトゥリヤンに、指揮を山岡重信の各氏に師事。７３年、東京都学生作曲コンクール入選。８７年、現音作曲新人賞に入選。８２年より日本音楽舞踊会議、日本現代音楽協会などの文化団体を通して作品発表を開始。８３年、ソビエト作曲家同盟書記長、Ｔ．フレンニコフに招かれ「モスクワ国際音楽祭」に出席。これを皮切りに、８５年から「モスクワ現代音楽祭」「レニングラードの春」「ボルバード国際シンポジュウム」「アルゼンチン・エンクエントロス展」「ユーゴスラビア・アニュアル・レビュー展」「ハバロフスク現代音楽祭」「タシケント国際音楽祭」「ナウリュズ２１」など、多くの海外の国際音楽祭に作品参加。日本はもとより、ロシア、ドイツ、フランス、オーストリア、スイス、チェコ、ポーランド、アメリカ、スウェーデン、アルメニア、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタンなどの国々で、作品が演奏、放送、録音されている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）