内部監査には限界がある！内部監査を上回る方法を紹介します！■本来，内部監査では，品質マネジメントシステム（QMS）の有効性を評価し，プロセスの改善を行うことによって，組織のパフォーマンスを向上させる機能をもっている。しかし，実際の内部監査において，この考え方がほとんど理解されていない。そこで既刊本の自己評価方法の改善を図った「改訂版」の発行を目指し，「競争優位性」というキーワードに書籍化を進め、「TQC」のQMSモデル（超ISOでいうところの，レベル2や3）までに発展できるような自己診断方法を紹介する。■既刊本の改訂版ではあるが、改訂版とはうたわず。豊富な事例と競争力の追究に有効な自己診断と実践を念頭に入れ、実際に研修・演習を受講した気になる一冊となっています。

内部監査には限界がある。内部監査を上回る方法として、ＪＩＳ　Ｑ　９００６の視点を取り入れた、効果的なＱＭＳの自己診断を紹介。自己診断シートの豊富な例によって、容易に理解できる。好評を博した『品質マネジメントシステムの自己評価方法』の改訂版。
もくじ情報：１　内部監査の限界（内部監査の目的；内部監査の範囲　ほか）；２　自己診断の考え方（自己診断の必要性；各種の自己評価システムの概要）；３　自己診断システムの構築（自己診断の目的及び実施にあたっての留意事項；自己診断のステップ　ほか）；４　自己診断の事例（自己診断手順書の事例；自己診断の実施事例）；附属書　自己診断シートの例

福丸　典芳(フクマル　ノリヨシ)
１９５０年鹿児島県生まれ。１９７４年鹿児島大学工学部電気工学科卒業、日本電信電話公社入社。１９９６年日本電信電話株式会社資材調達部品質管理部長。２０００年（株）ＮＴＴ‐ＭＥコンサルティング取締役ＩＳＯグループ長。２００１年東日本電信電話株式会社退職、（有）福丸マネジメントテクノ代表取締役、（株）ＮＴＴ‐ＭＥコンサルティング取締役。現在、（有）福丸マネジメントテクノ代表取締役、ＮＴＴ‐ＬＳ（株）総合研修事業部顧問。“品質マネジメントシステム規格国際対応委員会”委員、“管理システム規格適合性評価専門委員会”委員、“（財）日本適合性認定協会”評議員、その他多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）