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出版社名:ミネルヴァ書房
出版年月:2007年11月
ISBN:978-4-623-03934-0
622,9P 22cm
普通のドイツ人とホロコースト ヒトラーの自発的死刑執行人たち/MINERVA西洋史ライブラリー 75
ダニエル・J.ゴールドハーゲン/著 望田幸男/監訳 北村浩/〔ほか〕訳
組合員価格 税込 7,920
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内容紹介・もくじなど
1990年代中頃に「ゴールドハーゲン論争」を巻き起こし、ドイツ歴史学界の激しい批判を浴びつつも、ベストセラーとなったホロコーストに関する問題書の全訳。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは「アウシュヴィッツ絶滅収容所」に象徴されるように、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅をめざして、組織的に差別・迫害・殺害の限りを尽くした。本書では、ユダヤ人大量虐殺の現場、これを遂行した「普通のドイツ人」の動機や心情など、学術的史書では後景に隠されがちな情景が、重苦しいばかりの記述となって再現されている。本書を「逸脱の書」と評するか、「告発の書」はたまた「警醒の書」と見るか、いまなお論議は終わっていない。
もくじ情報:ホ…(続く
1990年代中頃に「ゴールドハーゲン論争」を巻き起こし、ドイツ歴史学界の激しい批判を浴びつつも、ベストセラーとなったホロコーストに関する問題書の全訳。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツは「アウシュヴィッツ絶滅収容所」に象徴されるように、ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅をめざして、組織的に差別・迫害・殺害の限りを尽くした。本書では、ユダヤ人大量虐殺の現場、これを遂行した「普通のドイツ人」の動機や心情など、学術的史書では後景に隠されがちな情景が、重苦しいばかりの記述となって再現されている。本書を「逸脱の書」と評するか、「告発の書」はたまた「警醒の書」と見るか、いまなお論議は終わっていない。
もくじ情報:ホロコーストに関する中心的観点の再考;第1部 ドイツの反ユダヤ主義を考える―抹殺主義者の思考;第2部 抹殺論者の計画と組織;第3部 警察大隊―自発的殺人者であった普通のドイツ人;第4部 絶滅政策としてのドイツ人「労働」;第5部 死の行進―最後の日々;第6部 抹殺的反ユダヤ主義、普通のドイツ人、自発的な死刑執行人
著者プロフィール
ゴールドハーゲン,ダニエル・ジョナ(ゴールドハーゲン,ダニエルジョナ)
1959年生まれ。ハーヴァード大学のヨーロッパ研究センターに勤務する政治学・社会研究の助教授である。博士論文『普通のドイツ人とホロコースト』は、比較政治学の分野における最良の研究として、アメリカ政治学会における1994年度「ガブリエル・A・アーモンド賞」を授与された。また、同書によって彼は、1997年『ドイツ政治と国際政治』誌の「民主主義賞」を授与された
ゴールドハーゲン,ダニエル・ジョナ(ゴールドハーゲン,ダニエルジョナ)
1959年生まれ。ハーヴァード大学のヨーロッパ研究センターに勤務する政治学・社会研究の助教授である。博士論文『普通のドイツ人とホロコースト』は、比較政治学の分野における最良の研究として、アメリカ政治学会における1994年度「ガブリエル・A・アーモンド賞」を授与された。また、同書によって彼は、1997年『ドイツ政治と国際政治』誌の「民主主義賞」を授与された