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出版社名:岩波書店
出版年月:2009年7月
ISBN:978-4-00-023683-6
334P 20cm
戦後精神の政治学 丸山真男・藤田省三・萩原延寿
宮村治雄/著
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著者が親炙した戦後思想の3人の巨人の仕事から、戦後60余年の思想的達成と未決の課題をつかみ出す。
著者が親炙した戦後思想の3人の巨人の仕事から、戦後60余年の思想的達成と未決の課題をつかみ出す。
内容紹介・もくじなど
敗戦後六十余年をへて、わたしたちはまだ、戦後の思想的達成を確認し、残された課題を明らかにした戦後思想史を持ちえていない。本書は、著者が親炙した戦後思想の三人の巨人、丸山眞男、藤田省三、萩原延壽の仕事を精確に読み解くことを通して、戦後思想史の核心をつかみ出したものである。その射程は、現代日本が陥っている思想的混迷の淵源にまで届いている。
もくじ情報:自由への垂鉛―戦後天皇制論の遺産;1 丸山眞男―一九一四‐一九九六(日本政治思想史講義における「戦中と戦後の間」―『丸山眞男講義録第一冊 日本政治思想史 一九四八』解題;ナショナリズム論における「戦中と戦後の間」―『丸山眞男講義録第二冊 日本政治思想…(続く
敗戦後六十余年をへて、わたしたちはまだ、戦後の思想的達成を確認し、残された課題を明らかにした戦後思想史を持ちえていない。本書は、著者が親炙した戦後思想の三人の巨人、丸山眞男、藤田省三、萩原延壽の仕事を精確に読み解くことを通して、戦後思想史の核心をつかみ出したものである。その射程は、現代日本が陥っている思想的混迷の淵源にまで届いている。
もくじ情報:自由への垂鉛―戦後天皇制論の遺産;1 丸山眞男―一九一四‐一九九六(日本政治思想史講義における「戦中と戦後の間」―『丸山眞男講義録第一冊 日本政治思想史 一九四八』解題;ナショナリズム論における「戦中と戦後の間」―『丸山眞男講義録第二冊 日本政治思想史 一九四九』解題;リベラリズムをめぐる回想と思索―松沢弘陽・植手通有編『丸山眞男回顧談』書評);2 藤田省三―一九二七‐二〇〇三(天皇制権力への内在の試み―『藤田省三著作集1 天皇制国家の支配原理』解題;普遍主義的精神の系譜―『藤田省三著作集4 維新の精神』解題;天皇制における正統と異端―『藤田省三著作集10 異端論断章』解題;「自由考」の軌跡―『藤田省三対話集成3』解説);3 萩原延壽―一九二六‐二〇〇一(「革新」への問いと「自由の精神」―萩原延壽『自由の精神』解説;或る「性急な歩行者」との出会い―『萩原延壽集1 馬場辰猪』解説;権力の論理と思想の論理との相剋―『萩原延壽集2・3 陸奥宗光』解説);テクストの歴史性と可能性―萩原延壽・藤田省三『瘠我慢の精神』解説
著者プロフィール
宮村 治雄(ミヤムラ ハルオ)
1947年生まれ。東京大学大学院政治学研究科博士課程修了。成蹊大学法学部教授。日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
宮村 治雄(ミヤムラ ハルオ)
1947年生まれ。東京大学大学院政治学研究科博士課程修了。成蹊大学法学部教授。日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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