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出版社名:青弓社
出版年月:2010年7月
ISBN:978-4-7872-3317-2
417P 22cm
現代沖縄の歴史経験 希望、あるいは未決性について/日本学叢書 3
冨山一郎/編著 森宣雄/編著
組合員価格 税込
3,366
円
(通常価格 税込 3,740円)
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内容紹介・もくじなど
宿命的に沖縄経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、また正しさを競い合いながら解説される「沖縄問題」がある。問われているのは、たんに当事者こそが経験を語るべきだということでは、ない。問題は、こうした饒舌な解説が何を回避し、いかなる事態を怖れているのかということにある。そして回避行動から離脱し始めるとき、経験にかかわる言葉は別の連累を担うはずだ。そこに本書の言葉たちは据えられる。その場所は、始まりであって、正しさではない。
もくじ情報:歴史経験、あるいは希望について;第1部 主権という問題(沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性―国学としてのアメリカ研究と冷戦アジア研究の共…(
続く
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宿命的に沖縄経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、また正しさを競い合いながら解説される「沖縄問題」がある。問われているのは、たんに当事者こそが経験を語るべきだということでは、ない。問題は、こうした饒舌な解説が何を回避し、いかなる事態を怖れているのかということにある。そして回避行動から離脱し始めるとき、経験にかかわる言葉は別の連累を担うはずだ。そこに本書の言葉たちは据えられる。その場所は、始まりであって、正しさではない。
もくじ情報:歴史経験、あるいは希望について;第1部 主権という問題(沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性―国学としてのアメリカ研究と冷戦アジア研究の共犯的忘却;韓国における沖縄学の現在―〓(ゆぅぐぅ)と〓(りゅぅきゅぅ)の間 ほか);第2部 連累する経験(「ジェンダーの視点」から生まれる関係性―沖縄の女性関連施設における労働過程に関する一考察;島の経験を受け継いで―慶良間諸島における「集団自決」と共同体 ほか);第3部 希望について(暴力と歓喜―フランツ・ファノンの叙述と目取真俊『虹の鳥』から;怒りの海からの奮起―アメリカ軍占領下の沖縄におけるコザ蜂起 ほか)
著者プロフィール
冨山 一郎(トミヤマ イチロウ)
1957年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。専攻は歴史学
冨山 一郎(トミヤマ イチロウ)
1957年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。専攻は歴史学
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もくじ情報:歴史経験、あるいは希望について;第1部 主権という問題(沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性―国学としてのアメリカ研究と冷戦アジア研究の共…(続く)
もくじ情報:歴史経験、あるいは希望について;第1部 主権という問題(沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性―国学としてのアメリカ研究と冷戦アジア研究の共犯的忘却;韓国における沖縄学の現在―〓(ゆぅぐぅ)と〓(りゅぅきゅぅ)の間 ほか);第2部 連累する経験(「ジェンダーの視点」から生まれる関係性―沖縄の女性関連施設における労働過程に関する一考察;島の経験を受け継いで―慶良間諸島における「集団自決」と共同体 ほか);第3部 希望について(暴力と歓喜―フランツ・ファノンの叙述と目取真俊『虹の鳥』から;怒りの海からの奮起―アメリカ軍占領下の沖縄におけるコザ蜂起 ほか)