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出版社名:金剛出版
出版年月:2010年12月
ISBN:978-4-7724-1176-9
291P 22cm
家族・夫婦面接のための4ステップ 症状からシステムへ
サルバドール・ミニューチン/著 マイケル・P・ニコルス/著 ウェイ‐ユン・リー/著 中村伸一/監訳 中釜洋子/監訳
組合員価格 税込 4,158
(通常価格 税込 4,620円)
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内容紹介・もくじなど
サルバドール・ミニューチン50年分の理論と技法が凝縮された家族・夫婦面接10ケースを本書を通して体験できる。研ぎ澄まされた観察と介入によって、その場・その瞬間に活用できるあらゆるものを変化の礎へと方向づける構造派家族療法の臨床は、クライアントの過去の探求を統合した4ステップのモデルへと進化した。しかしこの進化は不確実性の時代におけるセラピーのマニュアル化に迎合するものではない。本書は「人間的出会いの経験」であるセラピーが、むしろ人と、人が目的に向かう道筋に孕まれる複雑さと多様性をこそ尊重しながら、家族がもつ可能性を解放する過程を鮮やかに記録している。10章のウェイ‐ユン・リーの面接は、共通のモ…(続く
サルバドール・ミニューチン50年分の理論と技法が凝縮された家族・夫婦面接10ケースを本書を通して体験できる。研ぎ澄まされた観察と介入によって、その場・その瞬間に活用できるあらゆるものを変化の礎へと方向づける構造派家族療法の臨床は、クライアントの過去の探求を統合した4ステップのモデルへと進化した。しかしこの進化は不確実性の時代におけるセラピーのマニュアル化に迎合するものではない。本書は「人間的出会いの経験」であるセラピーが、むしろ人と、人が目的に向かう道筋に孕まれる複雑さと多様性をこそ尊重しながら、家族がもつ可能性を解放する過程を鮮やかに記録している。10章のウェイ‐ユン・リーの面接は、共通のモデルを通してセラピストの個性が作品にいかに反映されるかを如実に示している。自ら作り上げた理論と技法の穀を破り進化を続けるミニューチンの驚くべき介入を通して、読者は国も文化も異なる来談家族へのしたたかでスリリングな挑戦の数々を目の当たりにするだろう。
もくじ情報:イントロダクション―家族とカップルのアセスメントのための4ステップモデル;第1部 問題を抱えた子どもとその親;第2部 ステップファミリー;第3部 相補的カップル;第4部 心身症の家族;第5部 家族と社会福祉事業
著者プロフィール
ミニューチン,サルバドール(ミニューチン,サルバドール)
1921年アルゼンチン生まれの児童精神科医。構造派家族療法の創始者にして世界屈指のマスターセラピスト。摂食障害の治療によって家族療法の効果を一躍全米に知らしめ、家族介入の諸技法の開発のみならず、セラピストの訓練・スーパーヴィジョンの体系化にも大きな足跡を残している
ミニューチン,サルバドール(ミニューチン,サルバドール)
1921年アルゼンチン生まれの児童精神科医。構造派家族療法の創始者にして世界屈指のマスターセラピスト。摂食障害の治療によって家族療法の効果を一躍全米に知らしめ、家族介入の諸技法の開発のみならず、セラピストの訓練・スーパーヴィジョンの体系化にも大きな足跡を残している