内容紹介：現代の社会情勢を踏まえた行政学の入門書。基礎理論を解説しつつ、グローバル化や情報化への対応、公共の担い手の多様化に伴う公共性概念の再構成にも目を向け、行政の今を分かりやすく解説。
もくじ情報：第１部　行政学の窓を開く―基礎理論と歴史（行政学の背景と対象；行政学の歴史（ヨーロッパの行政学；アメリカ行政学）；官僚制の理論；行政と管理；行政と組織；行政統制と行政責任）；第２部　日本と諸外国の行政理解―構造と機能（日本の行政と官僚制の歴史；公務員制度と人事行政；日本の行政改革；アメリカの行政；ヨーロッパの行政）；第３部　現代行政を考える―ガバナンスと政策トレンド（グローバル化とガバナンス論；公共財概念とガバナンス環境；政策過程の諸理論；ＮＰＭと民間活力の導入；政策ネットワークと社会的貢献部門；電子政府と情報政策；予算編成と改革の動き；情報の公開と政策評価；公共の事業と見直しの動き；景観行政の新展開）

土岐　寛(トキ　ヒロシ)
１９４４年山形県生まれ。１９６８年京都大学法学部卒業。現在、大東文化大学法学部教授。専攻は地方自治・都市政策