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出版社名:東信堂
出版年月:2012年3月
ISBN:978-4-7989-0110-7
302P 22cm
概念と個別性 スピノザ哲学研究
朝倉友海/著
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内容紹介・もくじなど
スピノザの主著『エチカ』は万人の普遍的理解を求め、数学的明晰をめざしたいわゆる幾何学的形式で書かれている。だがその一般的概念を堅牢に積み重ねた形式的叙述は、事象の具体的な個別性の展開を阻んではいないか?スピノザの究極の意図が、われわれにおける最高の幸福の獲得という、明確に「個」を志向したものである以上、この疑問は放置できない―叙述の中に隠れた個別性をめぐって精細に読み解かれる、スピノザ哲学の中核的課題。
もくじ情報:序論 個別性の問題;第1章 観念と概念―スピノザによる形而上学批判の射程;第2章 「身体の観念」とは何か―『エチカ』の存在論的結構;第3章 人間の幾何学―関係性の一般理論のなかで;…(続く
スピノザの主著『エチカ』は万人の普遍的理解を求め、数学的明晰をめざしたいわゆる幾何学的形式で書かれている。だがその一般的概念を堅牢に積み重ねた形式的叙述は、事象の具体的な個別性の展開を阻んではいないか?スピノザの究極の意図が、われわれにおける最高の幸福の獲得という、明確に「個」を志向したものである以上、この疑問は放置できない―叙述の中に隠れた個別性をめぐって精細に読み解かれる、スピノザ哲学の中核的課題。
もくじ情報:序論 個別性の問題;第1章 観念と概念―スピノザによる形而上学批判の射程;第2章 「身体の観念」とは何か―『エチカ』の存在論的結構;第3章 人間の幾何学―関係性の一般理論のなかで;第4章 至上の喜びのありか―『エチカ』の到達点の解明;結論 概念と個別性
著者プロフィール
朝倉 友海(アサクラ トモミ)
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
朝倉 友海(アサクラ トモミ)
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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