内容紹介：その概念と発展過程を具体的事例を踏まえ分かりやすく解説。 既存の枠組みでは解決できない社会問題が噴出する中、市民社会・企業・政府は変化が求められており、社会起業は、その変化を促す鍵の一つとして、現在、注目されている。本書は、その社会起業に関連する概念、成立過程と現状、社会に及ぼす影響を解説した上で、具体的事例を提示するという形で構成されており、初学者に最適な一冊である。 ［ここがポイント］ ◎ 社会起業に関連する概念，成立過程と現状，社会に及ぼす影響を分かりやすく解説 ◎ 国内外の事例を多数掲載
もくじ情報：序章　社会起業と社会事業；第１章　現代日本と社会起業の展開；第２章　社会的企業の台頭；第３章　市民社会の担い手；第４章　ビジネスの手法を社会のために―市民社会・企業・行政に求められるもの；第５章　社会問題を解決するためのイノベーション；終章　社会起業のゆくえ

神野　直彦(ジンノ　ナオヒコ)
１９４６年埼玉県生まれ。１９８１年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、地方財政審議会会長、関西学院大学人間福祉学部客員教授