現代社会には、『がん』についての高度な知識と技能をもった『がん専門薬剤師』が求められている。この点を踏まえ本書では、学部教育からを目指して、抗悪性腫瘍薬の作用機序・副作用の対処法・選択・臨床試験・緩和などを初歩から丁寧に解説する。がんに特化した薬学生・薬剤師向け、がんの薬物治療の半期用テキストあるいは入門参考書である。今回の改訂では分子標的薬の記述が大幅に盛り込まれ、作用機序が詳しく説明されている。また、新薬や薬の組合せ、臨床での例も多数掲載。/がんに特化した薬学生・薬剤師向けテキスト．今回の改訂では分子標的薬の記述が大幅に盛り込まれ，作用機序が詳しく説明されている．

もくじ情報：第１章　悪性腫瘍の病態と治療；第２章　抗悪性腫瘍薬；第３章　抗悪性腫瘍薬の副作用；第４章　抗悪性腫瘍薬の相互作用と耐性；第５章　抗悪性腫瘍薬の選択；第６章　抗悪性腫瘍薬の評価；第７章　抗悪性腫瘍薬の臨床試験；第８章　がん疼痛の管理；付表　抗悪性腫瘍薬一覧

山田　安彦(ヤマダ　ヤスヒコ)
１９５８年東京都生まれ。１９８１年東京薬科大学薬学部卒業。１９８２年東京大学医学部附属病院薬剤部助手。２０００年東京大学医学部助教授・附属病院副薬剤部長。現在、東京薬科大学薬学部教授。専門、臨床薬効解析学。薬学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）