既存ストックが余る日本で大きな可能性を持つ新しいタイプの「場の産業」に迫る。不動産と建築のかかわり、エリアマネジメント他。

“箱の産業”から“場の産業”へ。渾身の三部作、ここに完結！フロントランナー１５人とともに紡ぐ“建築新産業論”。
もくじ情報：１　東京１―人材・デザイン・エリアマネジメント（「新しい仕事」と人材；マス産業とは違う可能性　ほか）；２　東京２―建築教育・公と民・都市経営（社会が変わっているのだから大学教育も変える；建築教育の硬直性を打ち破る方法　ほか）；３　北九州―不動産・コミュニティ・大学の役割（不動産から考える新しい仕事のかたち；個が大きな流れをつくる初めての産業分野　ほか）；４　大阪―自分仕事・個人事業主・民主化（建築出身の学生にはいいところがあります；自分の町、自分の仕事という感覚　ほか）

松村　秀一(マツムラ　シュウイチ)
１９５７年兵庫県生まれ。１９８０年東京大学工学部建築学科卒業。１９８５年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。２００５年日本建築学会賞（論文）。２００８年都市住宅学会賞（著作）。現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授、工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）