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出版社名:誠信書房
出版年月:2014年7月
ISBN:978-4-414-41457-8
277P 22cm
関係するこころ 外傷、癒し、成長の交わるところ
フィリップ・M・ブロンバーグ/著 吾妻壮/訳 岸本寛史/訳 山愛美/訳
組合員価格 税込 3,960
(通常価格 税込 4,400円)
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痛切な外傷経験にさらされ解離した自己の状態からいかに一歩を踏み出すか。二者心理学の立場から関係的精神分析の実際を提示する。
痛切な外傷経験にさらされ解離した自己の状態からいかに一歩を踏み出すか。二者心理学の立場から関係的精神分析の実際を提示する。
内容紹介・もくじなど
人は自らのこころが扱い切れないほどの経験に曝されたとき、その経験は発達的外傷もしくは関係的外傷となって、こころに傷を残す。そしてその傷から身を守るために、その経験をしているときの自己状態は切り離され、「私ではない私」となる。本書は、そうした解離状態から抜け出し、一歩を踏み出すための、関係論的精神分析の実際を提示する。二者心理学の立場から、治療者と患者間で生じる、ともすると見過ごされてしまいがちな治療的相互交流の襞や彩の、まるで絵を描くかのような描写を通して、内容からプロセスに焦点を移した心理療法が展開される。
もくじ情報:第1部 情動調整と臨床的プロセス(津波を収める);第2部 不確実性(「私…(続く
人は自らのこころが扱い切れないほどの経験に曝されたとき、その経験は発達的外傷もしくは関係的外傷となって、こころに傷を残す。そしてその傷から身を守るために、その経験をしているときの自己状態は切り離され、「私ではない私」となる。本書は、そうした解離状態から抜け出し、一歩を踏み出すための、関係論的精神分析の実際を提示する。二者心理学の立場から、治療者と患者間で生じる、ともすると見過ごされてしまいがちな治療的相互交流の襞や彩の、まるで絵を描くかのような描写を通して、内容からプロセスに焦点を移した心理療法が展開される。
もくじ情報:第1部 情動調整と臨床的プロセス(津波を収める);第2部 不確実性(「私の心には決して入らなかった」;「この気持ち、分かりますか!」;解離のギャップに気をつけて);第3部 躓きながら耐え抜くこと(真実と人間の関係性;これが技法であるならば、最大限活用せよ!;「大人の」言葉―無意識的空想についてのパースペクティブ);第4部 間主観性の領域(「あなたの近しさ」―個人的な終章)
著者プロフィール
吾妻 壮(アガツマ ソウ)
1994年東京大学文学部卒業。1998年大阪大学医学部卒業。2000年渡米。アルバート・アインシュタイン医科大学精神科、コロンビア大学精神分析センター、ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所を経て、2009年帰国。大阪大学精神医学教室を経て、神戸女学院大学人間科学部教授、精神分析プラクティス(西宮市)。精神科医、精神分析家、臨床心理士、医学博士。国際精神分析学会(IPA)正会員、米国精神分析学会(APsaA)正会員
吾妻 壮(アガツマ ソウ)
1994年東京大学文学部卒業。1998年大阪大学医学部卒業。2000年渡米。アルバート・アインシュタイン医科大学精神科、コロンビア大学精神分析センター、ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所を経て、2009年帰国。大阪大学精神医学教室を経て、神戸女学院大学人間科学部教授、精神分析プラクティス(西宮市)。精神科医、精神分析家、臨床心理士、医学博士。国際精神分析学会(IPA)正会員、米国精神分析学会(APsaA)正会員