内容紹介：レゲエ、アフロ・ビート、ターラブ、エチオジャズ、ヒップホップ…。アフリカ音楽を愛し、文化人類学として研究するまでになってしまった著者たちが、魅惑のアフリカ・ポピュラー音楽の世界をやさしく紹介する。カーボ・ヴェルデのクレオール音楽　青木敬著．　タンザニアのスワヒリ歌謡、ターラブの１世紀　檜垣まり著．　伝統とモダンのあいだ　鈴木裕之著．　闘争の唄、チムレンガ・ミュージック　松平勇二著．　情報で世界とつながる　鈴木裕之著．　フェラ・クティのアフロ・ビートと、ナイジェリア音楽　塩田勝彦著．　イマジネーションの共振　川瀬慈著．　エチオピア表象の理想をめぐるジャム・セッション　川瀬慈著．　カメルーンの若者たちが望む世界　矢野原佑史著
もくじ情報：第１章　カーボ・ヴェルデのクレオール音楽（青木敬）；第２章　タンザニアのスワヒリ歌謡、ターラブの１世紀（桧垣まり）；第３章　伝統とモダンのあいだ―あるグリオ一族の歴史（鈴木裕之）；第４章　闘争の唄、チムレンガ・ミュージック（松平勇二）；第５章　情報で世界とつながる―アビジャン・レゲエの成立と展開（鈴木裕之）；第６章　フェラ・クティのアフロ・ビートと、ナイジェリア音楽（塩田勝彦）；第７章　イマジネーションの共振―エチオジャズの世界的展開（川瀬慈）；第８章　エチオピア表象の理想をめぐるジャム・セッション（川瀬慈）；第９章　カメルーンの若者たちが望む世界―ヒップホップ・ミュージック制作現場から（矢野原佑史）

鈴木　裕之(スズキ　ヒロユキ)
国士舘大学教授。専攻は文化人類学。慶應義塾大学出身。西アフリカの都市音楽およびマンデのグリオ文化を研究。妻はギニア出身の歌手・ダンサーで、マンデのグリオでもあるニャマ・カンテ